yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計6650円。

 

a)suruga屋にて。

1・上村一夫『ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全』少年画報社 ¥2200  帯付きかどうか

2・浜田広介ほか 『good-night story winter きょうのおはなしなあに冬の巻』ひかりのくに ¥120

 

b)ヤフオクにて。

3~8・真樹日佐夫・作、上村一夫・画『おんな教師 1~6』双葉社 ¥4330 ばれろん堂

 

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 a),b)から注文および落札した商品が本日届いた。それぞれゆうパックとゆうメールで届いたのだが、それぞれ郵便配達員が異なり、ゆうパックが届いてからわずか5分してゆうメールが届いた。まとめて届けてくれたら助かるのになあ。

 1:定価より500円安いので買ってしまった。上村作品の資料的な価値の高いムック本。

 2:12/1~2/29まで91話となぜかもう2話あって、全部で93話のおはなしを収録。作家と挿絵が豪華布陣で、これは他の季節の巻もぜひとも欲しいところ。

 3~8:上村一夫・絵の未読作品。とても状態が良いものが届いたので、良い買い物をしたと思う。左翼運動に身を投じていた主人公が問題校の中学教師となり、曲者の生徒や教師のなかであれこれ活躍する話。組合とか派閥とか、おそらく今よりもよほど盛んな時代で、時代の雰囲気が掴める。前半は色気で攻めていたが、だんだん込み入った話になっていく。終わり方もすごい。最終6巻、南波雄作の「いささか焦り気味、急ぎすぎの感がありと視たが、どうかね!?」という台詞、何となくこの作品の唐突な終わり方に言及しているような気がしなくもない。あとは5巻で、「教育とは情念の道」「教育に必要なのは、そうした表層的なものではなく、もっとどろどろした思いの丈」と、上村一夫を語るときにしばしば使われる情念というキーワードが出てきたこともここに記す。