yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1264円。

 

a)ヤフオクにて。
1・『月刊明星 1972年1月号』集英社 ¥300 漫画雑誌切抜き
2・『平凡 1970年6月号』平凡出版株式会社 ¥300 漫画雑誌切抜き
3・『サンデー毎日増刊 劇画&マンガ第3集 1970年8月7日号』毎日新聞社 ¥664
4・『Mr.Action! 1974年9月号』双葉社 ¥664 漫画雑誌切抜き

 

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 数日前に落札した商品がそれぞれ届いた。1と2は、一括で出品されていたもの。全てクロネコDM便で届いたのだが、1~3は実際は昨晩届いたもの。4も昨晩配送予定だとWebで配送状況確認していたのだが、なぜかその日中に届かず、今晩になって届いた。クロネコDM便の配達員は、なぜだか夜にしか配送してくれないし、アルバイトなのか、とても応対が悪い。顔を合わせずに受け取れないものかと思う。日中の、クール便の配達員は社員なのか、とても愛想が良く爽やかで好きなのだが。

 1:上村一夫の単行本未収録の読み切り短篇「花ノ音」を収録。実際に届いたのは、その短篇だけの切り抜き。少女のフラジャイルな性を材にした話。

 2:上村一夫の単行本未収録の読み切り短篇「アクション兄弟の誓い〜千葉真一兄弟ものがたり」を収録。実際に届いたのは、その短篇だけの切り抜き。実際にあったエピソードを劇画化しているらしいが、画面がどうにも心に訴えかける力に乏しく薄っぺらに感じる。印刷が悪く、ぎりぎりで判読できた。弟の千葉治郎も、アクション・スターとして活躍していたようだ。

 3:上村一夫の読み切り短篇「ほうずき」を収録。「ほおずき」ではないので注意。単行本未収録作品だと思って読んでみたところ、たちまち既読感に襲われ、調べ直すとコンビニコミックの『大奥の狐』に収録されていた。その代わり、平田弘史「秘砲抱え大筒」という一子相伝の砲術の武家の時代物が非常に面白く、これを読めたことで元が取れた感じ。南條範夫の小説のようでもあった。「奇妙な月曜日」という作品が収録されている石井みみという作家も初めて知ったが、話はむにゃむにゃしているけれども独特の絵で妙な力強さを感じさせ、印象に残る。先日買って読んだ『おんどりのボルケ』で知ったばかりの谷川晃一が、ショート・ショート(小説)のページに、イメージ・ショートショートという4カットからなる作品を載せていた。

 4:上村一夫の単行本未収録の読み切り短篇「サマー・タイム」を収録。実際に届いたのは、その短篇だけの切り抜き。副題は、劇画家残酷物語。扉上部の煽り文句が、「劇画家のなまぬるい生活を自らが告白する衝撃の描き下ろし!!」とある。(おそらく永島慎二の)『漫画家残酷物語』を読んで、劇画家という職業を選んだ主人公の夢野太郎が、アド・コミックなる海外漫画誌の編集者に出会い、妙な方向に転落していく話。