■今日買った本。計982円。
a)ブックオフ更埴店にて。→初入店。
1・岸本佐知子編訳『変愛小説集』講談社文庫 ¥108
2・マルキ・ド・サド、澁澤龍彥訳『悪徳の栄え』角川文庫 ¥108
3・マリオン・ジマー・ブラッドリー、細美遙子・宇井千史訳『ダーコーヴァ年代記 ダーコーヴァ不時着』創元推理文庫 ¥108
4・ヒュー・ロフティング、井伏鱒二訳『ドリトル先生航海記』講談社文庫 ¥108
5・アルフレッド・ロイチャー、コリン・スレッドゴール・絵、大島康行訳『水の中のせいぶつ』福音館書店 ¥250
6・松谷さやか・再話、ナタリー・バラン・絵『まほうつかいバーバ・ヤガー』福音館書店 ¥300
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書きかけ。
某所からの帰宅途中に、行きに見かけて寄れなかったa)へ寄った。初入店の期待もあったが、1冊しか買えず。更に帰路を行くと、たまたまb)の前に通りかかったので、入店。こちらの店舗はノーマークだったので、嬉しい発見。高木彬光の文庫など、びっくりする冊数が在庫していた。一昔前のミステリ好きの蔵書だと思う。古い創元推理文庫なども同一人物の売ったものじゃないかな。
1:翻訳者による編訳の短篇集というところで、内容に大変期待できる。この本の単行本で初訳だった短篇がほとんどだと思うけれど未確認。
2:河出文庫の分冊版を所有しているが、ふと本書の表紙を見たところ、レオノール・フィニイ(表記はこの文庫本に従った)の装画であったので即買い。こうなると、今まで興味のなかった他の角川文庫のサド作品の表紙も気になってくる。
3:本編よりも、実は巻末の「大森望・アメリカSFの旅③ ニューヨークSF専門書店探訪」という3段組8ページに亘る記事が目的。2024/3/E売却済。
4:岩波少年文庫版を底本とした講談社文庫本。岩波から他社に展開された本というのは珍しいのでは。アフリカ行きを飛ばして、ドリトル先生シリーズ第2作のこの航海記が出たようだ。調べてみると、アフリカ行きはこの2年後に同文庫から出たみたい。装画含めて挿絵は宮田武彦。
5:●
6:ロシア民話だけれど、という点が2点あって、一つはフランスに移住した絵描きによるフランス傑作絵本シリーズであること、もう一つは日本民話の山姥ものにそっくりだということ。それぞれに驚きだった。バーバ・ヤガーについては、思い出せないがもっと頻繁に見かける絵本があるので、そちらと内容を読み比べしたい。