yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計2777円。

 

a)ブックオフ徳島住吉店にて。→初入店。児童書半額セール(¥108商品を除く)をやっていた。

1・ロイス・レンスキー、渡辺茂男訳『ちいさいヨット』福音館書店 ¥250

2・ロイス・レンスキー、渡辺茂男訳『ちいさいひこうき』福音館書店 ¥250

3・ロイス・レンスキー、渡辺茂男訳『カウボーイのスモールさん』福音館書店 ¥250

4・横溝英一『ゆきぐにれっしゃだいさくせん』小峰書店 ¥275

5・瀬名恵子『ちいさなたまねぎさん』金の星社 ¥108

 

b)ブックオフonlineにて。
6・大泉黒石『黄夫人の手 黒石怪奇物語集』河出文庫 ¥198
7・アンリ・ボスコ、天沢退二郎訳『骨董商(上)』河出書房新社 ¥498
8・アンリ・ボスコ、天沢退二郎訳『骨董商(下)』河出書房新社 ¥948

 

***

 

 a)で児童書半額セールをやっているという情報を得て、初入店兼ねて嬉々として行ってみたら収穫有りだった。b)は、2017/10/23に届いたものだがここに記入しておく。

 1:犬のティンカーも登場。前半は順風満帆に、中盤はちょっとのんびりとぼけた調子で、後半は嵐に追われて少しスリルを感じさせる。ボートもヨットもボート小屋も小さい自動車も全部赤い色。

 2:昇降舵や方向舵など難しい専門用語も出てくるが、そんなところが幼い読者を大人にさせてくれる魔法なのかも。赤い飛行機が画面に大きかったり小さかったり、またいろいろな角度で登場してきて、躍動感いっぱい。

 3:カウボーイの仕事をよく知らなかったのだが、1,2を読んで分かってきたこのスモールさんシリーズの大人でも満足できるような専門的な描写で、少々詳しくなれたかも。漁師に近いものがあるなという印象で、自分の仕事もあれば、みんなで行う仕事もある。みんなで行う仕事には、同じ釜の飯を食べながらの泊まりを含んだ仕事もある。一頭でも大きな牛を扱うので、協力し合うのが大事。本作では、スモールさんもちょっとやんちゃになっていて、言葉遣いなども、ほう、そんなセリフもはくのね、という感じ。

 4:首都圏から越後湯沢まで兄弟だけで行って帰ってくるお話。弟の呑気さに対して、兄はもっと気が回る分心配性になっている。私も小学六年生のときに、同年の友達同士だけで青梅線に乗って日原鍾乳洞へ行ったことがあったなあ。やっぱりちょっとした冒険気分だった。

 5:じゃがいもさんがねずみにかじられたので、その仕返しをたまねぎさんがする話。じゃがいもさんのかじられた頭をキャベツさんが葉っぱをかぶせて包帯にしたり、にんじんさんが興奮したりぞっとしたりで体色がまっ赤やまっ青に変わったり、楽しく笑わせてくれる。

 6:大正時代に活躍したロシア人の血を引く作家とか。

 7,8:天沢退二郎が推している作家の作品ととかく気になる。