2005-07-02 シーズ ザ デイ 上 読んだ本 【シーズ ザ デイ 上】鈴木光司 新潮文庫 ★★★ 2005.7.2 ヨットを軸にした話なのだが、上巻ではあまり大きな航海はない。頻出する昔の話や分析的過ぎる船越の思考など、まだまだ物語は燻(くすぶ)っている感じ。伏線の意味ももちろんあるだろうけれど、はやく沖に出て欲しい、というわけでさっさと下巻に進む。 月子には貞子のようなポジションを思わせられる。