yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計10328円。

 

a)SOWGENにて。→初入店、はんのきの古本がある、本購入無し。

 

b)ホホホ座三条大橋店にて。→初入店、本購入無し。

 

c)メディアショップにて。

1・根本敬『河出文庫版 龜ノ頭のスープ』河出文庫 ¥100

 

d)文月書林にて。→初入店。

2・黒田三郎監修『現代労働詩集』秋津書店 ¥1000

3・北嶋廣敏『探検百首 塚本邦雄の美的宇宙[液化ピアノから追伸の墨]』而立書房 ¥200

4・米村敏人、辰巳四郎・絵『鶏劇 1965~1971』永井出版企画 ¥200

 

e)ほんとレコードにて。→営業時間外で入店できず。

 

f)風の駅文庫にて。→初入店、本購入無し。

 

g)ふるほん上海ラジオにて。→初入店。

5~9・折口信夫『折口信夫全集 9,10,13,17,24』中公文庫 各¥200

10・歌川国貞・葛飾北斎他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第1集 江戸のおんな』二見文庫 ¥100

11・歌川国芳・歌川国貞他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第3 枕絵のおんな』二見文庫 ¥100

12・鈴木春信・恋川笑山他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第8 夜伽のおんな』二見文庫 ¥100

13・クレメント・クラーク・ムーア、渡辺茂男訳、ウィリアム・W・デンスロウ・絵『クリスマスのまえのばん』福音館書店 ¥1000

14・レオ=レオニ、谷川俊太郎訳『マシューのゆめ えかきになったねずみのはなし』好学社 ¥500

15・江戸川乱歩、新保博久/山前譲・監修『江戸川乱歩全集第5巻 押絵と旅する男』光文社文庫 ¥200

16・夢野久作『空を飛ぶパラソル』角川文庫 ¥200

17・大石可久也・絵、輪島・朝市の人びと・語り『あさいち』福音館書店 ¥200

18・セルゲイ=ミハルコフ・原作、浜田廣介・文、佐藤忠良・絵『もりはおおさわぎ』偕成社 ¥300

19・ジョン・バーニンガム、岸田衿子訳『はるなつあきふゆ』ほるぷ出版 ¥300

20・ウィリアム・スタイグ、小川悦子訳『ゆうかんなアイリーン』セーラー出版 ¥300

21・渡辺茂男、瀬川康男・絵『三にんむすこ』福音館書店 ¥300

22・平岩弓枝、新井勝利・絵『うらしま』岩崎書店 ¥300

23・エズラ・ジャック・キーツ、西園寺祥子訳『ローラースケートだ!』ほるぷ出版 ¥300

 

h)Vensa!にて。→初入店、suiranの古本がある、本購入無し。

 

i)モンターグ・ブックセラーズにて。→店舗見つけられず

 

j)iroiroにて。→初入店、YUYBOOKSの本がある、本購入無し。

 

k)ブックオフ堀川五条店にて。

24・久世光彦・原作、上村一夫・作画『螢子(上) 昭和抒情歌50選』ブッキング ¥1560

25・久世光彦・原作、上村一夫・作画『螢子(下) 昭和抒情歌50選』ブッキング ¥1960

26・司馬遷、小川環樹/今鷹真/福島吉彦訳『史記列伝(二)』岩波文庫 ¥108

 

***

 

 週末は京都を巡る。今日はその初日。a)は、アンティーク家具屋なのだが、町家古本はんのきの古本をを置き始めたということで行ってみた。b)は、ホホホ座の新支店で、新刊と古本と喫茶の店となっている。『山坂 7号』が置いてあったことにグッときた。c)は久々に店舗前を通りかかって、100均棚から1冊買うことができた。d)は、店売りをしていなかったが、以前からある古本屋らしい。最近店舗を構えたということで行ってみると、文学を中心に素晴らしい品揃えで、狭いながらも充実した時間を過ごすことができた。『中公文庫解説総目録 1973-2006』があって欲しかったのだが、ぎりぎりのところでブレーキがかかる。北上していき、開店時刻より早いとは分かっていたものの、e)へ寄ると、やはり開いておらず。f),g)はそれぞれ同じアーケード内にある。f)では、おそらく店主さんが読了した本を中心に、少しだけ古本を販売している棚があった。そして、本日一番収穫のあったg)だが、どの本も破格の値段という感じで、ここはまた出来る限り寄りたい店。シリーズ本で所有しているかどうかが確認できなかった本があるので、明後日再訪予定。それからずっと西へ行き、東欧雑貨を扱うh)へ。ここにはsuiranという群馬の古本屋の古本があるという情報があったので行った。今日を含めてこの週末は、企画セール中で実は古本は仕舞ってあったのだが、わざわざ見せていただくことができた。申し訳ないことに古本は何も買えなかったけれど、明日会う人に向けたいい手土産を買うことができた。それは『きりのなかのはりねずみ』という絵本にちなんだクッキー。チェックイン前に、だいぶ無理してi)も行ってみようとしたところ、場所が特定できず。ゲストハウスにチェックインして、宿主と本の話になり、今日買った本を見せびらかしたあと、本日のダメ押しでj)とk)へ。j)では、古本は見当たらず、アートな本が多くて手が出なかった。久々に入店したk)は、また棚の並びが変わったようだった。

 1:青林堂の古本漫画でよく見かける根本敬氏なのだが、これまでアクのあまりに強い絵で敬遠してきた。¥100なら入門に良いかもと思って購入。実際読み終えて、もう多作品は読まなくて良いかな、という感じ。気持ち悪い親父を描くのが実にうまい。

 2:夏葉社の本で知った黒田三郎氏が監修する、市井の労働者が読んだ労働にまつわる詩を集めた本。ぱらぱらと読んだだけでも、今で言うブラック企業クレーマーが詩の中に登場してくる。今の労働者に、労働を詩にしていく人は、どのくらいいるのだろうか。

 3:探検の本は常に探しているが、短歌の本で、この言葉を使っている本を見るのは初めて。好きな塚本邦雄をテーマにした本ということも気に入って購入。

 4:全く知らない詩人の函入りの詩集なのだが、辰巳四郎氏の挿絵が豊富で(装釘もされている)、そこが気に入って購入。講談社文庫の二階堂黎人のミステリの装画を思い出すような絵がたくさん。解説は、黒田喜夫。函や本体の表には、本の題が記されていないので、ちょっと調べてみると、函に薄紙か透明のカバーが付いていて、そこに題が印刷されていた模様。全体に近親への執拗な思いが感じられる詩集だった。

 5~9:収集中の文庫全集。まだ棚に持っていない巻があるような気がするので、後で調べて二日後に再訪する予定。

 10~12:収集中のクラシック・アート・コレクションというシリーズ。これも5~9と同じで、再訪で買い足せるものがありそう。

 13:ウィリアム・W・デンスロウの挿絵が素晴らしい絵本。一目で気に入った。名前のWはWallaceで、カタカナで書くならウォレスまたはウォーレスとなるようだ。

 14:美術館に行って絵描きになることを決意するねずみマシューの話。そこで出会った雌ねずみと結婚するなんて、いい出逢いかただなあと思う。

 15:久世光彦氏による巻末エッセイ「私と乱歩 乱歩は散歩」が収録されているのだが、氏の『久世光彦の世界』という本においても、「久世光彦詞華集 久世さんの愛した作品」ということで「押絵と旅する男」が取り上げられている。

 16:米倉斉加年氏装画ということで集めているシリーズ。

 17:特製版2009年2月1日第5刷のもの。この本を、この日の宿の宿主に見せたら、たまたま宿主の奥さんが輪島のかただったそうで、ひとしきり話が弾んだ。

 18:「ひろすけ絵本」シリーズの10作目。あまり見ない本と思う。おおかみはほとんどいつも悪役にされるのは、どうしてだろう。

 19:折りたたまれた通常の約4倍の画面のページが、四季それぞれに、つまり4箇所ある豪華なつくりの絵本。四季折々のイベントや事象を並べて、一読で一年を振り返る。

 20:リンク先は、出版社がらんか社になっているがどういうことだろうと思って調べてみると、セーラー出版社が社名を変更したものらしい。本作は、ウィリアム・スタイグには珍しく、普通の人間の子どもが主人公。アイリーンは、勇敢だし、そして相手方への報告も正直で、素晴らしい子だと思う。大人にもこれくらいの人物はなかなかいない。

 21:絵本ライブラリー版と記されているが、どういう版なのか、正確なところは不明。旅に出された三人のむすこがそれぞれに成長して、ひねりを加えながらも立派になって、元の家に戻ってくるというお話。

 22:2002年にも復刊されたみたいだが、購入したものは1975年2月28日第8刷のもの。竜宮城の人間の姿に化した魚の下僕たちが、頭に元の姿のものであろう魚を載せているのがちょっと面白い。

 23:同じ作者の『ぼくとおどりませんか』と似て、文字は極力減らし、絵で読ませる絵本。ローラースケートに不慣れな二匹の犬が、それぞれにすったもんだするドタバタもの。

 24,25:未所有の上村一夫作品。上下巻の美品が見つかったので、値段的にも納得の買い物。ただし帯欠。

 26:収集中の文庫。

今日買った本

■今日買った本。計6650円。

 

a)suruga屋にて。

1・上村一夫『ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全』少年画報社 ¥2200  帯付きかどうか

2・浜田広介ほか 『good-night story winter きょうのおはなしなあに冬の巻』ひかりのくに ¥120

 

b)ヤフオクにて。

3~8・真樹日佐夫・作、上村一夫・画『おんな教師 1~6』双葉社 ¥4330 ばれろん堂

 

***

 

 a),b)から注文および落札した商品が本日届いた。それぞれゆうパックとゆうメールで届いたのだが、それぞれ郵便配達員が異なり、ゆうパックが届いてからわずか5分してゆうメールが届いた。まとめて届けてくれたら助かるのになあ。

 1:定価より500円安いので買ってしまった。上村作品の資料的な価値の高いムック本。

 2:12/1~2/29まで91話となぜかもう2話あって、全部で93話のおはなしを収録。作家と挿絵が豪華布陣で、これは他の季節の巻もぜひとも欲しいところ。

 3~8:上村一夫・絵の未読作品。とても状態が良いものが届いたので、良い買い物をしたと思う。左翼運動に身を投じていた主人公が問題校の中学教師となり、曲者の生徒や教師のなかであれこれ活躍する話。組合とか派閥とか、おそらく今よりもよほど盛んな時代で、時代の雰囲気が掴める。前半は色気で攻めていたが、だんだん込み入った話になっていく。終わり方もすごい。最終6巻、南波雄作の「いささか焦り気味、急ぎすぎの感がありと視たが、どうかね!?」という台詞、何となくこの作品の唐突な終わり方に言及しているような気がしなくもない。あとは5巻で、「教育とは情念の道」「教育に必要なのは、そうした表層的なものではなく、もっとどろどろした思いの丈」と、上村一夫を語るときにしばしば使われる情念というキーワードが出てきたこともここに記す。

今日買った本

■今日買った本。計260円。

 

a)ブックオフ富山黒瀬店にて。→本購入無し。

 

b)ブックオフ富山山室店にて。→本購入無し。

 

c)ヤフオクにて。

1・上村一夫・絵『春らんまん 男の浪漫歌曲集(1974年平凡パンチより5頁分の切抜)』平凡出版? ¥260

 

***

 

 月一回の用事で出掛けたついでに、a),b)と寄ったが、それぞれ収穫無し。それぞれちょっといい漫画があるにはあったが、手が出なかった。帰宅するとc)より商品が届いていた。

 1:オフィシャルHPに情報がないので、何月号の平凡パンチに載った作品かは不明の切り抜き。『リリシズム』に情報があるかも知れないので要確認。

今日買った本

■今日買った本。計100円。

 

a)ホワホワアワーvol.2にて。

1~10・むろなが供未、花形怜・原案『バリスタ 1~10』芳文社 各¥10

 

***

 

 第1回目開催時は知らなかった、今回第2回目になるらしいa)のイベントに行ってみた。古本の店は一店舗だけと思っていたら、フリマ的な出店をされていたかたが、ミステリーの文庫本と漫画を少し置いていたので、そこから買うことができた。同行者は、古本の絵本を買った。

 1~10:サービスについて勉強になると聞いて読みたかった漫画。まだ連載続いているかなと思っていたら、ちょうど10巻で既に完結したらしい。読了したので色々メモ。5巻の名言「同じ物を愛する人達なら きっと心が通じると思うんです 一番大切なのは場の雰囲気だとおっしゃったでしょう?」。7巻に出てくるアドニスというカクテルを一度呑んでみたい。8巻と10巻には非売品の描き下ろしペーパーが付いていた。9巻の名言「"味"ってさ もしかしたら"美味しい"の中の一部分なのかもしれないね」。

今日買った本

■今日買った本。計2200円。

 

a)d market 富山古本まつりにて。→初開催、初会場入り。

1・庫本正『洞窟にいどむ 秋吉台三億年の歴史を探る』福音館書店 ¥500 hirasu

2・サイレントマンガオーディション事務局『世界から届いたジャパニーズマンガ 第1回サイレントマンガオーディション受賞作品』コアミックス ¥1400 sunny

3・秋野和子・再話、秋野亥左牟・画『アメリカ・インディアン民話 とうもろこしおばあさん』福音館書店 ¥300 tamatsuba

 

***

 

 富山の古本屋大集合という触れ込みのa)へ行ってきた。小雨降る寒い日だったが、盛況であった。

 1 :今日の一番の収穫はこれ。この洞窟本の現物を見るのは初めて。

 2:サイレントムービーならぬサイレント漫画のコンテストの各国作家の作品を収める。文字なし絵本も好きなのでその興味の延長で購入。グランプリ作品はさすがの出来。文字無し作品だと、言語を超えて読むことができるので、素晴らしい試みと思う。第2回の作品集も出ているようなので、ぜひ読んでみたい。

 3:とうもろこしといえば、『ヤチのおにんぎょう』を思い出す。どうしてとうもろこしがネイティブ・アメリカンに伝わったかを説く物語。

今日買った本

■今日買った本。計972円。

 

a)ビレッジプレスより。

1・『ヒトハコ』書肆ヒトハコ ¥972

 

***

 

 郵送で1が届く。

 1:ヒトハコ古本市関連の雑誌で、巻末にあるが65人ものひとが関わって作られた雑誌。

今日買った本

■今日買った本。計1820円。

 

a)ヤフオクにて。

1,2・小池一夫、上村一夫・画『修羅雪姫 復活之章(上・下)』小池書院 各¥910

 

***

 

 先日落札した商品1,2がa)より届いた。帯付き美品で嬉しい買い物。ただし本の各ページの紙質はあまりよいものではなく、すぐヤケを起こしそうだ。これ以前の話である『修羅雪姫』は既読なので、早速読み進めたい。読了。どうやら映画の『修羅雪姫 恨み恋歌』は、この復活の章の内容に多少沿っているようだ。下巻で樋口一葉が登場。

今日行った店

■今日行った店。

 

a)ブックマーケット入善店にて。 →本購入無し。

 

***

 

 気晴らしにa)へ久しぶりに行ってみようと思って行ったものの、じっくり棚を見ても何も得るものがなかった。いろいろたくさん買うと割引になる独自の販売努力はされているのだけれど、欲しい本がない。

今日買った本

■今日買った本。計1068円。

 

a)Gラーメンブックスにて。

1・石倉ヒロユキ『ヤッホー! 緑の時間割』講談社文庫 ¥200

 

b)ブックオフ富山山室店にて。

2・新川和江『わたしを束ねないで』童話屋 ¥108

3・馬場のぼる『11ぴきのねことあほうどり』こぐま社 ¥200

4・森田文、北田卓史・絵『ゆうくんとあかいミニカー』チャイルド本社 ¥200

5・まついのりこ『おおきくおおきくおおきくなあれ』童心社 ¥360

 

***

 

 街中に不用品を売却に行ったついでに、貸し棚を始めたというa)へ寄った。3名くらいだったかの、それぞれある人の棚があって、そん人物の人となりが見えるような見えないようなところがなかなか面白い。帰りに、b)へも寄って、念入りに棚を見て回ったら、いくつか買えた。

 1:園芸生活を始めた著者のエッセイ。私も今年度より畑を始めたので、内容に気があうところがあるかもと思って購入。読了。私のとってのトリビアがいくつかあって、

「トマトは日本には昭和の時代に入ってきた(ちょうど1日か2日前にそんな話題になって事実が気になっていた)」「パンダは1869年にフランス人のダビッド神父が発見した」「忍冬(スイカズラ)のスイは吸いのことで甘い蜜が吸えるからだという。英語名のハニーサックルのサックルも吸う意味」など結構勉強になった。

 2:『COOK』という雑誌の読者投稿詩の選者として気になっていた詩人の詩集。童話屋のこの文庫サイズのハードカバー本は、代表作がよくまとまっているので、その詩人に興味を持った時に、まず手に取るに丁度良い。読了。「さういう星が……」の、星を一つとったら満点にはめ込まれている星が一挙に剥げ落ちてしまう、というこの例えの発想。「足の悪い子供が……」で、シュペルヴィエルの神様が吃るやうに書け、との言葉が紹介されている。

 3:行商用。

 4:アップルしかけ絵本ベストセレクションというシリーズの7番目の作品らしい。幅が半分しかないページやら倍ある折りたたまれたページがあって、ささやかなしかけなのが好ましい。北田卓史氏の絵ということで、即買い。

 5:視聴者参加を強く意識した内容の紙芝居となっている。話者の技量が問われる。

今日買った本

■今日買った本。計2070円。

 

a)suruga屋にて。
1・山田真『はじめてであう小児科の本 改訂第3版』福音館書店 ¥120
2・毛利子来・山田真『育育児典(暮らし編・病気編)』岩波書店 ¥1700
3・江戸川乱歩・原作、上村一夫/桑田次郎・作画『江戸川乱歩妖美劇画館1 パノラマ島奇談・地獄風景』少年画報社 ¥250

***

 

 近頃注文してから到着するまでの日数が短くなった気がするa)。

 1:現在改訂第4版まで出ている本。予防接種の制度にでも変更があったのかな。帯文は、2で共著者になっている毛利子来(もうりたねき)氏による。山田真氏の第一著作とのこと。

 2:2冊函入セットの本。カラフルな装丁が目を引くが、アートディレクション森本千絵(goen°)、デザインは甲斐千恵(goen°)、イラストは大塚いちお、となっている。

 3:上村一夫作画の「パノラマ島奇談」全4話が収録されているので購入。

今日買った本

■今日買った本。計1080円。

 

a)booksなかだ魚津店にて。
1・浜田泰三編/解説『小説集 日本文学における美と情念の流れ 笑い』現代思潮社 ¥1080

 

***

 

 出版社に問い合わせて特別に出荷してもらった本が到着したとのa)からの連絡を受け、1を購入。(1973年6月30日第一刷発行で、)1974年11月30日第二刷発行のものを購入。古文の作品は、基本的に一段組で、現代文の作品は二段組。

今日買った本

■今日買った本。計5168円。

 

a)HIDA Re: ALPS BOOKSにて。→初開催、初会場入り。

1・アンドリュー・ドルビー、久村典子訳『チーズの歴史 5000年の味わい豊かな物語』ブルースインターアクションズ ¥700 suiren

2・『BOOK5 2015年9月 第21号』トマソン社 ¥648 1003

 

b)三洋堂書店こくふ店にて。

3・山川方夫『親しい友人たち 山川方夫ミステリ傑作選』創元推理文庫 ¥100

4・マイクル・イネス、桐藤ゆき子訳『ある詩人への挽歌』現代教養文庫 ¥100

5・アドルフォ・ビオイ=カサレス、荻内勝之訳『豚の戦記』集英社文庫 ¥100

6・島田荘司『アトポス』講談社文庫 ¥100

 

c)suruga屋にて。

7・アイザック・バシェヴィス・シンガー、大崎ふみ子訳『タイベレと彼女の悪魔』吉夏社 ¥1800

8・アイザック・バシェヴィス・シンガー、村川武彦訳『カフカの友と20の物語』彩流社 ¥1400

9・加古里子『よわむしケンとなきむしトン』ポプラ社 ¥220

 

***

 

 同行者の体調をみて行けそうだということで、a)の初日を狙って日帰り旅行。飛騨では、以前より行きたかった民藝の店と、ソーセージやハムの店に無事行けた。a)の開始時間は15:00からということだったが、どうやら最大のゲストの到着時間に合わせてそうなったらしい。2時間ほど会場で過ごして、この辺りに行ったら大体寄って帰るb)へ行くと、思った以上に収穫ありで嬉しい。帰宅してc)が届いていた。

 1:巻末の古今のチーズ料理レシピが面白い。詳細不明な材料も、文献に出てきたままに紹介されている。解説は、村山重信氏。 チーズに関連する本の数多く引用、紹介される。ジョン・シェスカのチーズの絵本はぜひ探してみたい。ユイスマンス『さかしま』の中にもチーズが出てきたらしく、そうだったかなという感じ。

 2:古本屋の使う木箱を特集した号。Xウイングという、木箱の高さを底上げする什器を自作したくなった。

 3:講談社文庫で既読の『親しい友人たち』は確かにミステリ的ではあったが、はっきりとミステリだとして創元推理文庫入りさせたもののようだ。収録作の違いを確認しておきたい。

 4,5,6:行商用。4のみ既読。

 7:シンガーの短篇の珠玉集といった編集がされたもの。

 8:「カフカの友」という短篇とその他に20の短篇を収録したもの。

 9:よわむしでなきむしだれど虫が好きなケンとトンのお話。好きなものがあれば、友だちもできる。

 

今日買った本

■今日買った本。計640円。

 

a)ヤフオクにて。

1・上村一夫『サチコの幸4』双葉社 ¥640

 

***

 

 バラで収集している作品の未所有巻が本日届いた。最後までバラで収集して、揃えられるのか、未だ自信無し。気長に挑む。

今日買った本

■今日買った本。計1830円。

 

a)BOOKSなかだ魚津店にて。

1・大久保典夫編/解説『小説集 日本文学における美と情念の流れ 夭折』現代思潮社 ¥1080

 

b)ブックendsにて。→本の買取もお願いした。

2・村山籌子、村山知義・画『3びきのこぐまさん』婦人之友社 ¥750

 

c)ブックオフ富山黒瀬店にて。→¥108漫画5冊で20%OFFセールをやっていた、本購入無し。

 

***

 

 昨日取り寄せをお願いしていた本が届いたというので、a)へ行き、それから、街へ家具を見に行ったついでに、b),c)と回った。b)では、本の持ち込み買取をお願いし、6冊で¥500になった。c)では、漫画のセールをやっていたが、セールに関わる本で欲しいものは全く見当たらず。¥108の岩波文庫でいくつか欲しいといえば欲しい本があったが、我慢した。

 1:1974年11月30日第2刷発行のもの。これが新刊として買える衝撃。版元在庫ありだったので取り寄せてもらって買ったのだった。950円で買った図書カード1000円分を使って購入したので、実質¥1030での購入。

 2:買取で受け取ったお金の力で、ちょっと良い絵本を選んだ。きざぎざした輪郭のおとぼけなこぐまさん3兄弟の話。

今日買った本

■今日買った本。計8400円。

 

a)ヤフオクにて。
1~6・上村一夫『60センチの女 全6巻』双葉社 ¥6400
7・『平凡パンチ 1982年5月3日号』平凡出版株式会社 ¥500
8・加古里子『かこさとしあそびの本2 こどものげんきなあそび』童心社 ¥170
9・ベンジャミン・ブリュースター『ファーストブック 野球』グロリア ¥165
10・金尾恵子『こどものとも とりとなかよし』 福音館書店 ¥170
11・金尾恵子『きのぼりこねこ』福音館書店 ¥165
12・奥本大三郎・文、石部虎二・構成/絵『ぼくねえてんとうむし』福音館書店 ¥170
13・萩尾望都『萩尾望都作品集1 ビアンカ』小学館 ¥165
14・萩尾望都『萩尾望都作品集4 セーラ・ヒルの聖夜』小学館 ¥165
15・萩尾望都『萩尾望都作品集5 3月ウサギが集団で』小学館 ¥165
16・萩尾望都『萩尾望都作品集17 アメリカン・パイ』小学館 ¥165

 

***

 

 いろいろa)で落札した商品が、まとめて自宅に届いた。

 1~6:おそらくだが貸本上がりの本で、ホチキスで閉じを補強してあり、またセロテープ跡も残った古本だったが、この価格で買えることはそうないものと思われ、思い切って買ってしまった。

 7:単行本化されていない上村一夫「オレの共通一次」の第4回目が掲載されている。

 8:リンク先は改訂版になっているが、実際購入したのは、1971年初版1976年第8刷のもの。別のかこさとし作品でも見たような遊びがあれこれ載っている。やはりというか、情報量はすごいものがある。

 9:以前入手したことがあるスターターブックによく似たシリーズらしく、ファーストブックというアメリカの知識絵本のシリーズの、日本語訳版らしい。訳者名は書いていないが、巻末に「監修諸先生のお奨めのことば」として、茅誠司羽仁説子・原田三男・飯沢匡・松方三郎の5氏のことばがある。

 10:動物と共生する鳥に取材した絵本。バッファローについた虫を食べるウシツツキという鳥、キツツキは知っているけれどこの鳥は知らなかった。

 11:行商用。

 12:縦開きの本はたまにあるけれど、これは下から上に視線を動かしていく点で、少々珍しい作品と思う。

 13:「ビアンカ」「ポーチで少女が子犬と」「雪の子」など、死の漂う作品にしびれるものがある。

 14:『セーラ・ヒルの聖夜』で思わず涙ぐんでしまった。小公女セーラではないが、不幸を背負った子どもが主人公になる話が多いようで、シンデレラや眠り姫などの悲劇的な要素のある物語の萩尾版という感じの作品がしばしば作られていることがわかってきた。

 15:ユーモア作品が多い巻。中では「もうひとつの恋」がユーモアもありつつも、シリアスなテーマが痛切なものを感じさせて良かった。「3月ウサギが集団で」の最後は、あまり笑えない(笑いにしたくない)。

 16:二重人格ものの「アロイス」が読み応えあり。少女漫画というとハッピーエンドばかりのイメージがあったが、全くそればかりではない。表題作の「アメリカン・パイ」は、二大登場人物の一人であるグラン・パが、見た目があまり格好良くないという点で珍しい。