yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3870円。

 

a)ブックオフ徳島住吉店にて。

1・香川元太郎・作/絵、冨田幸光・監修『進化の迷路 原始の海から人類誕生まで』PHP研究所 ¥220

2・香川元太郎・作/絵、小野展嗣・監修『昆虫の迷路 秘密の穴をとおって虫の世界へ』PHP研究所 ¥220

3・田島征彦/木戸内福美・作『せきれい丸』くもん出版 ¥110

4・松谷みよ子・文、司修・絵『山をはこんだ九ひきの竜』佼成出版社 ¥210

5・今江祥智・文、太田大八・絵『ぼくだけのきょうりゅう』ベネッセコーポレーション ¥110

6・片山清司・文、白石皓大・絵『道成寺 大蛇になった乙女』BL出版 ¥110

7・クライド・ロバート・ブラ・文、舟崎靖子訳、市川里美・絵『はしって!アレン』偕成社 ¥220

8・サソン・スラザーコフ・作、松谷さやか訳、ベーラ・フレーブニコワ・絵『ラルーシとひつじのぼうや』福音館書店 ¥220

9・フランソワーズ・セニョーボ・文/絵、木島始訳『まりーちゃんとおおあめ』福音館書店 ¥220

10・ジャネット・ウィンター・作、前沢明枝訳『いつもみていた ゆめをかなえた女の子ジェーン・グドール』福音館書店 ¥220

11・ウェンディ=トクダ/リチャード=ホール・作、末吉暁子訳、ハナコ=ワキヤマ・絵『クジラのハンフリー』国土社 ¥220

12・ジューリア・ドナルドソン・文、アクセル・シェフラー・絵、永窪玲子訳『きつきつぎゅうぎゅう』ほるぷ出版 ¥220

 

 b)ブックオフ徳島沖浜店にて。

13・田島征彦・作『どろんこそうべえ』童心社 ¥530

14・H・A・レイ・文/絵、草下英明訳『星座を見つけよう』福音館書店 ¥540

15・野尻抱影『星三百六十五夜 春』中公文庫BIBLIO ¥100

16・野尻抱影『星三百六十五夜 秋』中公文庫BIBLIO ¥100

17・野尻抱影『星三百六十五夜 冬』中公文庫BIBLIO ¥100

18・森田草平『煤煙』岩波文庫 ¥100

19・マハートマ・ガンディー、森本達雄訳『獄中からの手紙』岩波文庫 ¥100

20・鬼亙宇太郎・著、水野良太郎・画『パズル中毒本 3分間必殺ゲーム』ワニ文庫 ¥100

 

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 久しぶりに街に出たついでに、a),b)の店をはしご。アプリ会員になったおかげで、a),b)各店舗で使える¥100引きクーポンがあったので、それぞれ利用した。b)の店では、DVD『真昼の決闘』を¥110で購入したが、それはリストには加えていない。

 1:

 2:

 3:木戸内福美は、きどうちうよしみ、と読む。

 4:朝鮮の民話絵本シリーズ。昔、天にいる九匹の竜が、いたずらしたくなって地上に降りてきて、山を勝手に運んできて、別の場所に置いた。すると、人間たちがこの山はもともとこっちの国のものだ税金を払えとか、払う必要はないとか、いろいろもめて、それを見ていた竜たちは面白がった。また山を運んだりちょん切ったりして、いたずらを続けていたところ、ある水汲み女が、竜たちのことを犬みたいと言ったのが、よほど恥ずかしく思ったのか、竜たちはその水汲み女ともども石になってしまった、という話。線と線をたくさん交差させて、できた三角や四角に色を塗ったり塗らなかったりした、軽快な音楽のような絵が、やはりテンポのよい物語によく合っていると思う。マウスで描いたのかなあ。新しい本だけにつるつるしているが、そんな触感もこの物語と絵の感じに合っている。

 5:恐竜ネタの絵本だけど、よく取り上げられるトリケラトプスとかティラノサウルスとかでなく、プロコンプソグナトゥスというややマイナーと思われる恐竜が出てくるのが良い。でも、Webで調べてみると、これは小型肉食恐竜だそうで、シダなんか食べないかもしれない。小学生の時に、私も転校したことがある。引っ越した先の家やその周辺の町の雰囲気などがどうもすぐに好きになれず、苦しんだことがあり、主人公の一(はじめ)君の気持ちが分かるような気もする。でも、自己紹介で、シダを育てているということをしっかりアピールできて私よりよっぽど立派だなあと感心。

 6:

 7:姉と2人の兄のいる4人兄弟の末っ子アレン。いつも、姉兄はアレンをおいてけぼりに駆け回って、アレンは必死についていくだけ。丘の上でこけたアレンは、そのままそこにじっとしていることにする。虫が這っていたり、鳥が飛んだりしているのを見ながら、ついに何もしなくても、充実した幸せな時間をアレンは見つける。姉兄たちもアレンの見つけたものに共感して、一緒に時を過ごす。親になると、子どもが見つけるそういった充実した時間にはっとさせられることがあるが、こういう絵本を読んでも、親にならずともそんな時間を思い出させてくれるね。サンケイ児童出版文化賞美術賞受賞作。

 8:モンゴルやカザフスタンに接するアルタイで生まれた著者だからか、一読モンゴル風な雰囲気を感じた。ラルーシという女の子が、おばあちゃんの言いつけに従って、生まれたばかりの羊の赤ちゃんの世話をする話。家の中で面倒を見るのだが、立派においたをするようになったところで、群の中に返してやる。そのおいたとは、鏡を割って、テーブルの上のものをぶちまけるのだけど、そこに非難のような言葉や描写がないので、成長の証として、淡々と受けてめているのかなと思うと、羊と人のつながりの深さがたいへん感じられる。

 9:

 10:チンパンジーの研究者、ジェーン・グドールの伝記絵本。5歳時に、ニワトリ小屋にじっとしていて、朝から昼過ぎまでニワトリが卵を産むところを観察していたそう。何かに秀でている子どもって、こういう集中力を感じさせるエピソードを持っているように思う。チンパンジーからの接触を待つところ、エッツの『わたしとあそんで』を思わせる。

 11:ニュース絵本シリーズ1。1985年10月10日にサンフランシスコ湾のゴールデンゲートブリッジの下にさまよってきたザトウクジラのハンフリーが、サクラメント川を100km以上も遡ってしまい、それを人々が何とか無事に海まで誘導していった実際にあった話を絵本にしたもの。湾に入り出るまで26日を要した。見返しに、サンフランシスコ湾とその周辺の俯瞰図とハンフリーの軌跡が赤破線示されているので、本書の内容を辿るときに分かりやすい。カバー袖に、その後のハンフリーのことが書いてあり、その後毎年夏になると湾の近くを訪れるようになったそうで、1990年にはまたサンフランシスコ湾の浅瀬に入り込んでしまい、身動きが取れなくなってしまった(沿岸警備隊がそれを救助した)そう。

 12:一人暮らしでのおばあさんが自宅が狭いというので、物知りおじいさんに相談する。家畜を次々家に入れるよう助言され、言う通りにして、きつきつぎゅうぎゅうを味わい尽くしたあとに、物知りおじいさんにその家畜たちを追い出すように言われ、元通りになっただけなのに、何だか家が広々として感じられて、ハッピーエンドという錯覚話。でも、にわとりにはポットを壊されたりして、そのポットを捨てたのなら、物が減った分、きつきつぎゅうぎゅう感が減ったかも。絵を描いた方は、『4人のちびっこ、世界をまわる』の絵の人だった。調べるまで、気づかなかった。評論社から、結構な数の作品が出版されている。

 13:

 14:

 15:帯無し。

 16:帯付き。

 17:帯付き。

 18:

 19:

 20: