yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3599円。

 

a)ブックオフ埼玉三郷店にて。→初入店。本全品20%OFFセールをやっていた。

1・斎藤充功『脱獄王 白鳥由栄の証言』幻冬舎アウトロー文庫 ¥88

 

b)ブックオフSUPER BAZAARイトーヨーカドー流山店にて。→初入店。本全品20%OFFセールをやっていた。

2・君島久子・文、太田大八・絵『やまいっぱいのきんか』偕成社 ¥308

3・君島久子・文、小野かおる・絵『こんや、妖怪がやってくる』岩波書店 ¥329

4・斎藤公子・編集、A・C・プーシキン・作、O・K・ゾートフ・絵『金のにわとり』創風社 ¥440

5・斎藤公子・編集、朝鮮民話、丸山亜季・作曲、T・チエルシノヴァ・絵『つばめがはこんだ南のたね』創風社 ¥400

6・モンゴル民話、大塚勇三・再話、赤羽末吉・画『いしになったかりゅうど』福音館書店 ¥417

7・グリム、バーナディット・ワッツ・絵、相良守峯訳『ヘンゼルとグレーテル』岩波書店 ¥637

8・みきつきみ・文、柳原良平・画『どんぶらどんぶら七福神』こぐま社 ¥320

9・『小学館の図鑑NEOぷらす もっとくらべる図鑑』小学館 ¥660

 

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 某親族をお見舞いに行った後、その足(自転車)で行ける範囲のブックオフを探してみた。今日から夏のセールが始まるのだ。ということで、a),b)に行ってきた。a)では、スピッツの楽曲をさまざまなアーティストがカバーした『一期一会』というCDアルバムも購入。b)の店舗では、絵本棚くらいしかちゃんと見ていない。時間がなかった。絵本棚は何やら個人的には、君島久子祭になっていた。9の本は、本当は¥329で買えたはずなのに、レジ打ちの方が、税込表示価格から50%引きのシールを見逃していて、それが反映されていない価格で請求されてしまい、気づかないで支払ってしまった。帰宅してレシートを見てよく確かめたら、そのことが判明したが、滞在先からのアクセスが難しい店舗なので、差額の返金を求めるのを泣く泣く諦めた。

 1:2023/12/16読了。網走ほか4つの監獄を脱獄した白鳥由栄(しらとりよしえ)へのインタビューや周辺人物に取材したノンフィクション。妙に律儀なところであったり、度を越した対応をする役人に対する徹底的な反抗であったり、あとは、肉体的に特殊で恵まれているところなど、白鳥由栄の人間像がよくよく掴める。戦時中の監獄においては、戦況や監獄の外の一般的な生活環境についての情報が囚人に伝わってこないようで、監獄で働く人と囚人の求めるものと提供できるできないのギャップがだいぶあったようだ。それが、囚人の脱獄なり反抗的な態度を助長する要因にもなったようである。監獄側も脱獄に学んで、今や本当に脱獄不可能な監獄運営がなされているのだろうなと思う。

 2:中国のむかしばなし。八月の十五夜の晩に山に草刈りに行った若者ランフーが、山いっぱいの金貨を見つける。今夜は金貨を月光に晒す日で、その現場にたまたま出会ったランフーは3枚の金貨をもらった。持って買える途中で、もう少し欲しくなって、一度引き返し、もう3枚もらった。それを持って買える途中、やっぱりもう少し欲しくなって引き返し……。そんなことを繰り返していき、まだ一枚も確実に確保していないのに、終いには、家族総出で金貨を取りに行くのだが、お月さまが山の向こうに沈んでしまって、金貨が消えてしまう(この時の音、"ちゃんちゃらちゃんと、きれいなおと"がするのが、TV番組の効果音みたいな面白さがある)。家族が、それぞれ少しずつ、何々すれば良かったのにと順々に愚痴をいうのも、繰り返しの効果があって、あーあ、の残念感がいや増しされてそれも面白い。

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 9:同行者に請われて買った図鑑。