yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計747円。

 

a)ブックオフ徳島阿南店にて。

1・横塚眞己人・写真と文『ゾウの森とポテトチップス』そうえん社 ¥100

2・安房直子・文、南塚直子・絵『たんぽぽ色のリボン』小峰書店 ¥100

3・島田ゆか『かばんうりのガラゴ』文溪堂 ¥100

4・本木洋子・文、高田三郎・絵『よみがえれ、えりもの森』新日本出版社 ¥100

5・さとうわきこ・作『サンドイッチをつくろう』福音館書店 ¥100

6・篠塚かをり・作、安井淡・絵『ちいさなくれよん』金の星社 ¥150

7・鈴木直人『ドルアーガの塔3 魔界の滅亡』創元推理文庫 ¥97

 

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 休みをとって某氏をお迎えに行き、そのまま直帰するのはつまらないなと思っていたところに、久しぶりにa)へ行ってみようという話が出て、行ってみた。童話棚に珍しい作品が並んでいたので、あとで調べて探求本があったらまた回収に来店したい。上記の他に、アクション洋画DVDを¥110で、また、スピッツのCD『'99EP』を¥550で購入。

 1:カリマンタン島東北部の、熱帯雨林とそれを伐採して大々的に作ったアブラヤシのプランテーション(大規模農園)のことが知れる啓発的な絵本。アブラヤシの実のアブラを原料とするパーム油から作られる製品一覧とプランテーションの写真が左右ページに配された見開きと、その直前ページでの熱帯雨林とそこに暮らす動物や昆虫たち99種類を載せたページの対比が、この絵本のクライマックス。プランテーションの均一な航空写真の、不自然さ(あまりにも幾何学的でこれほどマクロな自然ではありえない)に満ち溢れた光景にショックを受けた。

 2:

 3:図書館でよく借りてきて読んだこともある本だが、安価に見つかったので購入。2007年8月第35刷のものだが、「特製ケロスペックスメガネ」というおまけが付いている。このおまけについての解説が帯にあり、花火・夜景・イルミネーション・点灯させたクリスマスツリーなどをこの眼鏡で見ると、光がケロちゃんに見えるようになるのだそうだ。

 4:襟裳岬の南側、百人浜という浜があり、1850年頃に昆布取りの人たちが住み着いたのだが、木を切り倒して家を建てたり、薪にしたりして、森がなくなり、浜が赤土を垂れ流す砂漠になってしまう。それで昆布漁もすっかりだめになってしまう。それを1950年ごろから、また森を復活させようとして奮闘した人々の実話。40年ぶりの流氷が、海底の砂を大掃除してくれるエピソードなど、自然の雄渾でよくできた再生のサイクルの不思議を感じさせる。今はクロマツの森にまでになったところで、この先、カシワやミズナラの森に戻していくのだそう。

 5:

 6:ちびてゴミ箱に捨てられた黄色いクレヨンが、まだ僕は何かの役に立てるはず、役に立ちたいとの思いから、とことこ旅に出る話。最後はかすかな光のお星さまの色を塗りに行こうとして夜空を登っていく。人生終盤に残された限られた自分の能力で、最後まで何かの役に立とうとして、生を全うする姿。人間の一つの理想的な生のモデルを示す、強く胸を打つ作品。

 7:スーパーアドベンチャーゲームという名のゲームブック。このシリーズは全3部作らしく、今回入手はその最終巻。項目数741、解説含めて521ページもあるこの手の本にして超大作と思う。2024/3/E売却済。