yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計2468円。

 

a)ブックオフonlineにて。

1・ローランス・ドラビー・文、ミッシェル・ドーフレスヌ・絵、広川貴子訳『ほうきはわがとも』新世研 ¥650

2・長谷川潮『児童文学のなかの障害者』ぶどう社 ¥1400

 

b)ヤフオクにて。

3・フィリップ・デュパスキエ・作、見城美枝子訳『おとうさん、お元気ですか…』文化出版局 ¥618

 

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 a)に注文していた本だが、2は、2日前に届いて、1は本日届いた。発送元が異なると、そういうことになるようだ。今回のような場合は私には初めてのことだった。b)は2日後の11/3に届いたもの。

 1:訳者は、ひろかわたかこ、と読む。新世研主催の絵本翻訳コンクールで優勝したかただそう。都会の路上で働いている孤独な黒人掃除夫が、ある日子どもの手袋が落ちているのを見つけた。他力に頼って落とし主を探そうとするが、相手にしてもらえず、結局は自力で落とし主を見つけ、落とし主の少年と友だちになるまで。用務員絵本ということで、共感できる。地味で注目されないが、大変な仕事。大変なんだということについては、数日やって分かることがあり、1年通してやってみて分かることがある。だから数年やって分かることもあるだろうと思う。少しも想像しない人には、決して分かることはないだろう。

 2:障害者と社会の関係などに興味があり、『どんぐりの家』などの作品に最近触れて、ますます興味が湧いてきている中で、気になって買った本。著者は図書館職員のかただそう。

 3:各ページ見開きで、船乗りのおとうさんに宛てた娘が書いた手紙を本文とした絵本。上三分の一が、その頃のお父さんの様子を絵にしたもので、下三分の二が、自宅の内外にいる娘やその家族や友だちの様子の絵にしたもの。同じ時間の違う場所の様子を比べる構図で、最終的にお父さんが帰宅して、同じコマに抱き合う2人が収まるのが感動的。漫画っぽい作品で、コマの枠線もどうやら手書きだ。