yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計2164円。

 

a)ヤフオクにて。

1,2・上村一夫『やっちゃれトマト 1,3』双葉社 ¥2164

 

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 先日落札した商品が本日届いた。未所有の上村一夫作品。この本は表紙には巻数が書かれておらず、ちょっと珍しい作り。第2巻は未所有なので、そちらも何とかバラで見つけたい。3巻のほうは、貸本上がりで、カバーが本体に糊付けされている、千枚通しで綴じ補強してある、裏表紙の手前の遊び紙の一部にハンコか何かがあったらしき隅が切り取られている、といった状態だったが読む分には問題なし。ところで上記とは別件で『同棲時代』のレコードも入手した。

 

今日買った本

■今日買った本。計0円。

 

a)N夫妻より。

1・野見山暁治『四百字のデッサン』河出文庫 ¥0

2・阪田寛夫『わが町』講談社文庫 ¥0

 

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 買った本というより、私のために選んで贈っていただいた本。本のプレゼントはいつも嬉しい。振り返ってみても、こういう時にこの作品は合わないなという感じで的外れだったことがないのは不思議。

 1:旧版を古本屋でよく見かける本だけれど、新装版をいただいた。これを機に早速読んでみたい。表紙の月光仮面のような黒線のものは、何だろう。

 2:この本は知らなかった。講談社文芸文庫の『大阪文学名作選』にも抄録されているみたい。冒頭いきなり阪急電車が出てくるし、各章題が大阪やその周辺各地の地名というのも良い。

今日行った店

■今日行った店。

 

a)第2回ぶっく寺すにて。→本購入無し。

 

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 昨年に続いての開催となるa)へ行ってきた。今日が初日(もう書かないが翌日も行った)。古本の他、活版小物や銅版画の展示、コーヒーと紅茶と軽食などもあり。会場の寺の所蔵本の公開もされていて、日下部四郎太『信仰物理 異国行脚』大日本雄辯会 という本がとてもモダンでケッサクな感じがしたので、ぜひ入手したい。

今日買った本

■今日買った本。計700円。

 

a)加能屋書店(泉)にて。→初来訪、倉庫であることを現地確認。

 

b)zuiunにて。→初入店、B1Fがブックカフェとなっている、本は閲覧専用、喫茶利用。

 

c)加能屋書店(武蔵町)にて。→初入店。

1・ビル・サンボーン・バリンジャー、大久保康雄訳『歯と爪』創元推理文庫 ¥100

2・多田不二『神秘の詩の世界 多田不二詩文集』講談社文芸文庫 ¥600

 

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 昨晩帰ろうとして、高速バスが渋滞に巻き込まれたため、金沢泊となっていた。翌日の今日は、折角なのでこれまで行けていない箇所を巡ることにした。それにしても、本が重いので、b)でランチをすることをメインにし、その道中にa)を確認。b)の地下はブックカフェになっていて、そこの本は、オヨヨ書林がセレクトしたものと聞いている。J.C.ポウイス『孤独の哲学』などがあって、良い感じだった。店舗の判が捺してあるのが、もったいなく感じてしまう。ランチ「瑞」は、ものすごいボリュームで満足。最終的に、また高速バスのバス停まで歩いて戻ってきたついでに、c)へ。日曜日以外の曜日に金沢市街に来るのは久しぶりだったので、ついに営業中のc)にありつけて嬉しかった。

 1:1989年11月10日16刷のものを買ったのだが、帯に原書通りの体裁でお届けします!とあって、袋とじ部分のある文庫になっている。この袋とじが破られていないように見えたので、嬉しくで買ったのだが、今よくよく検めてみると、既に破られていたのだった。それでも全体に美品なので良しとする。返金保証するくらい面白いらしい。

 2:何だか怪しい詩が満載されていそうで、タイトルに惹かれて買ったもの。詩はあまり読む力がないので、後半のエッセイに期待している。

今日買った本

■今日買った本。計2000円。

 

a)クロアゼイユにて。→初入店。

1・森雅之『散歩しながらうたう唄 森雅之第二作品集』ふゅーじょんぷろだくと ¥400 sansho

2・板倉聖宣、辻村益朗・画『砂鉄とじしゃくのなぞ』福音館書店 ¥200 yodonika

 

b)ふるほん上海ラジオにて。

3・勝川春潮・喜多川歌麿他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第6集 大奥のおんな』二見文庫 ¥100

4・渓斎英泉・歌川国芳他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第7集 浮世のおんな』二見文庫 ¥100

5~8・折口信夫『折口信夫全集 25,26,29,31』中公文庫 各¥200

 

c)モンターグ・ブックセラーズにて。→初入店。

9・レイ・ブラッドベリ、伊藤典夫/吉田誠一/宮脇孝雄/村上博基訳『キリマンジャロ・マシーン』ハヤカワ文庫 ¥400

 

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 開店日が限られていて、京都に来てもなかなか来店できなかったa)が、今日は開いているのを事前にチェックしていたので、早速市バスでa)へ向かう。紅葉真っ盛りで市バスは遅れに遅れ、昼ぐらいにようやくa)へ。ちょっとした古本市の開催中で、いろんなかたの古本が置いてあり、1冊はそこから購入。ランチをした店の名は忘れてしまったけれど、京大の近くで安くてお腹いっぱいになる良いお店だった。それから、2日前に買い逃していたシリーズ本を回収すべくb)へ行き、目論見を達成。帰りの高速バスの時刻が迫る中、これも2日前に行こうとして見つけられなかったc)を何とか見つけて、入店を果たす。寄せ集めると一箱分くらいの古本が、新刊の棚に混ぜこぜで差してあったので、その中から1冊購入。昨日まで?は、古本だけ集めて販売していたみたい。

 1:ぱっと見で、鴨沢祐仁的な絵に興味を持ち、少し悩んだ末に買った本。これは買って良かった。予想通り、それこそキャラメルストーリーという作品群があるように、タルホ的でチョコレットを口にぽいと放り込むような、気軽さと気の利き加減。大事に食べたいけれど、ついつい次々に食べてしまって、気づけば空き箱だけが手元に残ったような読後感。もっとこのかたの作品を読みたい。

 2:昨日立ち寄った古本屋の本が、この店舗でも置かれているとはちょっと驚きだった。そしてこの本の安さも驚き。科学の失敗学のようなものを研究している著者。恥ずかしいとしながら、砂鉄と磁石の謎を勘違いも赤裸々に追っていく話しで、一気読み。まるでノーベル物理学賞や化学賞の受賞記念講演を聴いているような面白さだった。この本は素晴らしい。

 3,4:収集中のクラシック・アート・コレクションというシリーズの本。

 5~8:持っていない巻を確認して、買うことにした未所有巻。これで全31巻のうち20巻分揃ったところ。

 9:数少ない古本の中から選んだ一冊。短篇集で、作品ごとに訳者が異なる。訳者のひとり伊藤典夫氏は、紙魚の手帖32号に文章を寄せていて知ったかた。

今日買った本

■今日買った本。計1800円。

 

a)第11回天神さんでヒトハコ古本市にて。→雨対策で会場変更で開田自治会館での開催。

1・佐々木マキ『ねここども』福音館書店 ¥600 suikousha

2,3・ウラジーミル・ナボコフ、大津栄一郎訳『賜物(上・下)』福武文庫 計¥900 manpokei

 

b)ヨドニカ文庫にて。

4・神戸淳吉、横内襄・絵『めいけんバリー アルプスの救助犬ものがたり』岩崎書店 ¥200

5・歌川国貞・山東京伝他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『蔵出し傑作秘本第3集 化身のおんな』二見文庫 ¥100

 

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 この週末の京都行の主目的はa)である。雨天との予報を受けて、いつもの会場とは異なる初の会場での開催。中止にならなくて良かった。昨日たいがい本を買ってしまっていたので、抑えに抑えてわずかに購入。終わってから、b)へ行くと、店先の古本の中にいい本が見つかった。

 1:少し前に、復刊ドットコムでペラペラ版が復刊された作品だけど、やはりしっかりした特装版が欲しくて探していた。昨日たくさん本を買ったので、購入をかなり控えていたのだが、さすがにこれは嬉しい見っけもんで、即決で購入。

 2,3:福武文庫の中でもなかなか見ない本。邦題は、たまもの、と読む。さすがの品揃えの出品者さんから購入。自伝的小説で、原題は「The Gift」。

 4:「四十人の人を救い、四十一人めに殺された」アルプスの救助犬のセントバーナード犬のバリー。

 5:収集中のクラシック・アート・コレクションというシリーズの本。昨日に引き続き、未所有巻を見つけた。

今日買った本

■今日買った本。計10328円。

 

a)SOWGENにて。→初入店、はんのきの古本がある、本購入無し。

 

b)ホホホ座三条大橋店にて。→初入店、本購入無し。

 

c)メディアショップにて。

1・根本敬『河出文庫版 龜ノ頭のスープ』河出文庫 ¥100

 

d)文月書林にて。→初入店。

2・黒田三郎監修『現代労働詩集』秋津書店 ¥1000

3・北嶋廣敏『探検百首 塚本邦雄の美的宇宙[液化ピアノから追伸の墨]』而立書房 ¥200

4・米村敏人、辰巳四郎・絵『鶏劇 1965~1971』永井出版企画 ¥200

 

e)ほんとレコードにて。→営業時間外で入店できず。

 

f)風の駅文庫にて。→初入店、本購入無し。

 

g)ふるほん上海ラジオにて。→初入店。

5~9・折口信夫『折口信夫全集 9,10,13,17,24』中公文庫 各¥200

10・歌川国貞・葛飾北斎他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第1集 江戸のおんな』二見文庫 ¥100

11・歌川国芳・歌川国貞他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第3 枕絵のおんな』二見文庫 ¥100

12・鈴木春信・恋川笑山他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第8 夜伽のおんな』二見文庫 ¥100

13・クレメント・クラーク・ムーア、渡辺茂男訳、ウィリアム・W・デンスロウ・絵『クリスマスのまえのばん』福音館書店 ¥1000

14・レオ=レオニ、谷川俊太郎訳『マシューのゆめ えかきになったねずみのはなし』好学社 ¥500

15・江戸川乱歩、新保博久/山前譲・監修『江戸川乱歩全集第5巻 押絵と旅する男』光文社文庫 ¥200

16・夢野久作『空を飛ぶパラソル』角川文庫 ¥200

17・大石可久也・絵、輪島・朝市の人びと・語り『あさいち』福音館書店 ¥200

18・セルゲイ=ミハルコフ・原作、浜田廣介・文、佐藤忠良・絵『もりはおおさわぎ』偕成社 ¥300

19・ジョン・バーニンガム、岸田衿子訳『はるなつあきふゆ』ほるぷ出版 ¥300

20・ウィリアム・スタイグ、小川悦子訳『ゆうかんなアイリーン』セーラー出版 ¥300

21・渡辺茂男、瀬川康男・絵『三にんむすこ』福音館書店 ¥300

22・平岩弓枝、新井勝利・絵『うらしま』岩崎書店 ¥300

23・エズラ・ジャック・キーツ、西園寺祥子訳『ローラースケートだ!』ほるぷ出版 ¥300

 

h)Vensa!にて。→初入店、suiranの古本がある、本購入無し。

 

i)モンターグ・ブックセラーズにて。→店舗見つけられず

 

j)iroiroにて。→初入店、YUYBOOKSの本がある、本購入無し。

 

k)ブックオフ堀川五条店にて。

24・久世光彦・原作、上村一夫・作画『螢子(上) 昭和抒情歌50選』ブッキング ¥1560

25・久世光彦・原作、上村一夫・作画『螢子(下) 昭和抒情歌50選』ブッキング ¥1960

26・司馬遷、小川環樹/今鷹真/福島吉彦訳『史記列伝(二)』岩波文庫 ¥108

 

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 週末は京都を巡る。今日はその初日。a)は、アンティーク家具屋なのだが、町家古本はんのきの古本をを置き始めたということで行ってみた。b)は、ホホホ座の新支店で、新刊と古本と喫茶の店となっている。『山坂 7号』が置いてあったことにグッときた。c)は久々に店舗前を通りかかって、100均棚から1冊買うことができた。d)は、店売りをしていなかったが、以前からある古本屋らしい。最近店舗を構えたということで行ってみると、文学を中心に素晴らしい品揃えで、狭いながらも充実した時間を過ごすことができた。『中公文庫解説総目録 1973-2006』があって欲しかったのだが、ぎりぎりのところでブレーキがかかる。北上していき、開店時刻より早いとは分かっていたものの、e)へ寄ると、やはり開いておらず。f),g)はそれぞれ同じアーケード内にある。f)では、おそらく店主さんが読了した本を中心に、少しだけ古本を販売している棚があった。そして、本日一番収穫のあったg)だが、どの本も破格の値段という感じで、ここはまた出来る限り寄りたい店。シリーズ本で所有しているかどうかが確認できなかった本があるので、明後日再訪予定。それからずっと西へ行き、東欧雑貨を扱うh)へ。ここにはsuiranという群馬の古本屋の古本があるという情報があったので行った。今日を含めてこの週末は、企画セール中で実は古本は仕舞ってあったのだが、わざわざ見せていただくことができた。申し訳ないことに古本は何も買えなかったけれど、明日会う人に向けたいい手土産を買うことができた。それは『きりのなかのはりねずみ』という絵本にちなんだクッキー。チェックイン前に、だいぶ無理してi)も行ってみようとしたところ、場所が特定できず。ゲストハウスにチェックインして、宿主と本の話になり、今日買った本を見せびらかしたあと、本日のダメ押しでj)とk)へ。j)では、古本は見当たらず、アートな本が多くて手が出なかった。久々に入店したk)は、また棚の並びが変わったようだった。

 1:青林堂の古本漫画でよく見かける根本敬氏なのだが、これまでアクのあまりに強い絵で敬遠してきた。¥100なら入門に良いかもと思って購入。実際読み終えて、もう多作品は読まなくて良いかな、という感じ。気持ち悪い親父を描くのが実にうまい。

 2:夏葉社の本で知った黒田三郎氏が監修する、市井の労働者が読んだ労働にまつわる詩を集めた本。ぱらぱらと読んだだけでも、今で言うブラック企業クレーマーが詩の中に登場してくる。今の労働者に、労働を詩にしていく人は、どのくらいいるのだろうか。

 3:探検の本は常に探しているが、短歌の本で、この言葉を使っている本を見るのは初めて。好きな塚本邦雄をテーマにした本ということも気に入って購入。

 4:全く知らない詩人の函入りの詩集なのだが、辰巳四郎氏の挿絵が豊富で(装釘もされている)、そこが気に入って購入。講談社文庫の二階堂黎人のミステリの装画を思い出すような絵がたくさん。解説は、黒田喜夫。函や本体の表には、本の題が記されていないので、ちょっと調べてみると、函に薄紙か透明のカバーが付いていて、そこに題が印刷されていた模様。全体に近親への執拗な思いが感じられる詩集だった。

 5~9:収集中の文庫全集。まだ棚に持っていない巻があるような気がするので、後で調べて二日後に再訪する予定。

 10~12:収集中のクラシック・アート・コレクションというシリーズ。これも5~9と同じで、再訪で買い足せるものがありそう。

 13:ウィリアム・W・デンスロウの挿絵が素晴らしい絵本。一目で気に入った。名前のWはWallaceで、カタカナで書くならウォレスまたはウォーレスとなるようだ。

 14:美術館に行って絵描きになることを決意するねずみマシューの話。そこで出会った雌ねずみと結婚するなんて、いい出逢いかただなあと思う。

 15:久世光彦氏による巻末エッセイ「私と乱歩 乱歩は散歩」が収録されているのだが、氏の『久世光彦の世界』という本においても、「久世光彦詞華集 久世さんの愛した作品」ということで「押絵と旅する男」が取り上げられている。

 16:米倉斉加年氏装画ということで集めているシリーズ。

 17:特製版2009年2月1日第5刷のもの。この本を、この日の宿の宿主に見せたら、たまたま宿主の奥さんが輪島のかただったそうで、ひとしきり話が弾んだ。

 18:「ひろすけ絵本」シリーズの10作目。あまり見ない本と思う。おおかみはほとんどいつも悪役にされるのは、どうしてだろう。

 19:折りたたまれた通常の約4倍の画面のページが、四季それぞれに、つまり4箇所ある豪華なつくりの絵本。四季折々のイベントや事象を並べて、一読で一年を振り返る。

 20:リンク先は、出版社がらんか社になっているがどういうことだろうと思って調べてみると、セーラー出版社が社名を変更したものらしい。本作は、ウィリアム・スタイグには珍しく、普通の人間の子どもが主人公。アイリーンは、勇敢だし、そして相手方への報告も正直で、素晴らしい子だと思う。大人にもこれくらいの人物はなかなかいない。

 21:絵本ライブラリー版と記されているが、どういう版なのか、正確なところは不明。旅に出された三人のむすこがそれぞれに成長して、ひねりを加えながらも立派になって、元の家に戻ってくるというお話。

 22:2002年にも復刊されたみたいだが、購入したものは1975年2月28日第8刷のもの。竜宮城の人間の姿に化した魚の下僕たちが、頭に元の姿のものであろう魚を載せているのがちょっと面白い。

 23:同じ作者の『ぼくとおどりませんか』と似て、文字は極力減らし、絵で読ませる絵本。ローラースケートに不慣れな二匹の犬が、それぞれにすったもんだするドタバタもの。

 24,25:未所有の上村一夫作品。上下巻の美品が見つかったので、値段的にも納得の買い物。ただし帯欠。

 26:収集中の文庫。

今日買った本

■今日買った本。計6650円。

 

a)suruga屋にて。

1・上村一夫『ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全』少年画報社 ¥2200  帯付きかどうか

2・浜田広介ほか 『good-night story winter きょうのおはなしなあに冬の巻』ひかりのくに ¥120

 

b)ヤフオクにて。

3~8・真樹日佐夫・作、上村一夫・画『おんな教師 1~6』双葉社 ¥4330 ばれろん堂

 

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 a),b)から注文および落札した商品が本日届いた。それぞれゆうパックとゆうメールで届いたのだが、それぞれ郵便配達員が異なり、ゆうパックが届いてからわずか5分してゆうメールが届いた。まとめて届けてくれたら助かるのになあ。

 1:定価より500円安いので買ってしまった。上村作品の資料的な価値の高いムック本。

 2:12/1~2/29まで91話となぜかもう2話あって、全部で93話のおはなしを収録。作家と挿絵が豪華布陣で、これは他の季節の巻もぜひとも欲しいところ。

 3~8:上村一夫・絵の未読作品。とても状態が良いものが届いたので、良い買い物をしたと思う。左翼運動に身を投じていた主人公が問題校の中学教師となり、曲者の生徒や教師のなかであれこれ活躍する話。組合とか派閥とか、おそらく今よりもよほど盛んな時代で、時代の雰囲気が掴める。前半は色気で攻めていたが、だんだん込み入った話になっていく。終わり方もすごい。最終6巻、南波雄作の「いささか焦り気味、急ぎすぎの感がありと視たが、どうかね!?」という台詞、何となくこの作品の唐突な終わり方に言及しているような気がしなくもない。あとは5巻で、「教育とは情念の道」「教育に必要なのは、そうした表層的なものではなく、もっとどろどろした思いの丈」と、上村一夫を語るときにしばしば使われる情念というキーワードが出てきたこともここに記す。

今日買った本

■今日買った本。計260円。

 

a)ブックオフ富山黒瀬店にて。→本購入無し。

 

b)ブックオフ富山山室店にて。→本購入無し。

 

c)ヤフオクにて。

1・上村一夫・絵『春らんまん 男の浪漫歌曲集(1974年平凡パンチより5頁分の切抜)』平凡出版? ¥260

 

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 月一回の用事で出掛けたついでに、a),b)と寄ったが、それぞれ収穫無し。それぞれちょっといい漫画があるにはあったが、手が出なかった。帰宅するとc)より商品が届いていた。

 1:オフィシャルHPに情報がないので、何月号の平凡パンチに載った作品かは不明の切り抜き。『リリシズム』に情報があるかも知れないので要確認。

今日買った本

■今日買った本。計100円。

 

a)ホワホワアワーvol.2にて。

1~10・むろなが供未、花形怜・原案『バリスタ 1~10』芳文社 各¥10

 

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 第1回目開催時は知らなかった、今回第2回目になるらしいa)のイベントに行ってみた。古本の店は一店舗だけと思っていたら、フリマ的な出店をされていたかたが、ミステリーの文庫本と漫画を少し置いていたので、そこから買うことができた。同行者は、古本の絵本を買った。

 1~10:サービスについて勉強になると聞いて読みたかった漫画。まだ連載続いているかなと思っていたら、ちょうど10巻で既に完結したらしい。読了したので色々メモ。5巻の名言「同じ物を愛する人達なら きっと心が通じると思うんです 一番大切なのは場の雰囲気だとおっしゃったでしょう?」。7巻に出てくるアドニスというカクテルを一度呑んでみたい。8巻と10巻には非売品の描き下ろしペーパーが付いていた。9巻の名言「"味"ってさ もしかしたら"美味しい"の中の一部分なのかもしれないね」。

今日買った本

■今日買った本。計2200円。

 

a)d market 富山古本まつりにて。→初開催、初会場入り。

1・庫本正『洞窟にいどむ 秋吉台三億年の歴史を探る』福音館書店 ¥500 hirasu

2・サイレントマンガオーディション事務局『世界から届いたジャパニーズマンガ 第1回サイレントマンガオーディション受賞作品』コアミックス ¥1400 sunny

3・秋野和子・再話、秋野亥左牟・画『アメリカ・インディアン民話 とうもろこしおばあさん』福音館書店 ¥300 tamatsuba

 

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 富山の古本屋大集合という触れ込みのa)へ行ってきた。小雨降る寒い日だったが、盛況であった。

 1 :今日の一番の収穫はこれ。この洞窟本の現物を見るのは初めて。

 2:サイレントムービーならぬサイレント漫画のコンテストの各国作家の作品を収める。文字なし絵本も好きなのでその興味の延長で購入。グランプリ作品はさすがの出来。文字無し作品だと、言語を超えて読むことができるので、素晴らしい試みと思う。第2回の作品集も出ているようなので、ぜひ読んでみたい。

 3:とうもろこしといえば、『ヤチのおにんぎょう』を思い出す。どうしてとうもろこしがネイティブ・アメリカンに伝わったかを説く物語。

今日買った本

■今日買った本。計972円。

 

a)ビレッジプレスより。

1・『ヒトハコ』書肆ヒトハコ ¥972

 

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 郵送で1が届く。

 1:ヒトハコ古本市関連の雑誌で、巻末にあるが65人ものひとが関わって作られた雑誌。

今日買った本

■今日買った本。計1820円。

 

a)ヤフオクにて。

1,2・小池一夫、上村一夫・画『修羅雪姫 復活之章(上・下)』小池書院 各¥910

 

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 先日落札した商品1,2がa)より届いた。帯付き美品で嬉しい買い物。ただし本の各ページの紙質はあまりよいものではなく、すぐヤケを起こしそうだ。これ以前の話である『修羅雪姫』は既読なので、早速読み進めたい。読了。どうやら映画の『修羅雪姫 恨み恋歌』は、この復活の章の内容に多少沿っているようだ。下巻で樋口一葉が登場。

今日行った店

■今日行った店。

 

a)ブックマーケット入善店にて。 →本購入無し。

 

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 気晴らしにa)へ久しぶりに行ってみようと思って行ったものの、じっくり棚を見ても何も得るものがなかった。いろいろたくさん買うと割引になる独自の販売努力はされているのだけれど、欲しい本がない。

今日買った本

■今日買った本。計1068円。

 

a)Gラーメンブックスにて。

1・石倉ヒロユキ『ヤッホー! 緑の時間割』講談社文庫 ¥200

 

b)ブックオフ富山山室店にて。

2・新川和江『わたしを束ねないで』童話屋 ¥108

3・馬場のぼる『11ぴきのねことあほうどり』こぐま社 ¥200

4・森田文、北田卓史・絵『ゆうくんとあかいミニカー』チャイルド本社 ¥200

5・まついのりこ『おおきくおおきくおおきくなあれ』童心社 ¥360

 

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 街中に不用品を売却に行ったついでに、貸し棚を始めたというa)へ寄った。3名くらいだったかの、それぞれある人の棚があって、そん人物の人となりが見えるような見えないようなところがなかなか面白い。帰りに、b)へも寄って、念入りに棚を見て回ったら、いくつか買えた。

 1:園芸生活を始めた著者のエッセイ。私も今年度より畑を始めたので、内容に気があうところがあるかもと思って購入。読了。私のとってのトリビアがいくつかあって、

「トマトは日本には昭和の時代に入ってきた(ちょうど1日か2日前にそんな話題になって事実が気になっていた)」「パンダは1869年にフランス人のダビッド神父が発見した」「忍冬(スイカズラ)のスイは吸いのことで甘い蜜が吸えるからだという。英語名のハニーサックルのサックルも吸う意味」など結構勉強になった。

 2:『COOK』という雑誌の読者投稿詩の選者として気になっていた詩人の詩集。童話屋のこの文庫サイズのハードカバー本は、代表作がよくまとまっているので、その詩人に興味を持った時に、まず手に取るに丁度良い。読了。「さういう星が……」の、星を一つとったら満点にはめ込まれている星が一挙に剥げ落ちてしまう、というこの例えの発想。「足の悪い子供が……」で、シュペルヴィエルの神様が吃るやうに書け、との言葉が紹介されている。

 3:行商用。

 4:アップルしかけ絵本ベストセレクションというシリーズの7番目の作品らしい。幅が半分しかないページやら倍ある折りたたまれたページがあって、ささやかなしかけなのが好ましい。北田卓史氏の絵ということで、即買い。

 5:視聴者参加を強く意識した内容の紙芝居となっている。話者の技量が問われる。