yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計150円。

 

a)阿南ファミリー・サポート・センターにて。

1・八百板洋子・文、ナターリヤ・チャルーシナ・絵『りすともりのあしおと』福音館書店 ¥7.5

2・佐々木マキ『わたしてじなし』福音館書店 ¥7.5

3・V・グロツェル/G・スネギリョフ・再話、松谷さやか訳、おくはらゆめ・絵『きかんぼうのこぐま アジア・エスキモーの昔話』福音館書店 ¥7.5

4・くらささら・文、木内達朗・絵『ひみつのえんそく きんいろのさばく』福音館書店 ¥7.5

5・佐藤義美・作、北田卓史・絵『ちいさいちいさいひこうき』チャイルド本社 ¥7.5

 

b)ブックオフ徳島阿南店にて。

6・谷口ジロー『ブランカ 1』小学館 ¥60

7・石塚真一『BLUE GIANT SUPREME 1』小学館 ¥60

 

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 平日の銀行に用事があって休みを取り、出かけたついでに、a)とb)へ。a)は基本的に無料でもらえるのだが、寄付金を投入。b)では、200円以上購入で100円引きのアプリクーポンを利用した。

 1:2015年12月1日発行、通巻465号のこどものとも年少版のペラペラ版。折り込みふろく付。

 2:2020年10月1日発行、通巻523号のこどものとも年少版のペラペラ版。あかちゃんを抱いた女の人がいて、あかちゃんが泣き出す。そこに手品師が登場。手品であやそうとするが失敗続き、最後に自身の不甲斐なさに踏みつけた帽子の中から怪物が出てきて、そのことがあかちゃんを泣き止ます。手品師は、母子に見られないところまでは格好つけて去っていく、そこが粋。

 3:2022年2月1日発行、通巻431号のこどものとも年中向きのペラペラ版。

 4:2022年8月1日発行、通巻797号のこどものとものペラペラ版。

 5:行商用。

 6:文庫版もあるけれど、最初に出た単行本で全2巻を揃えてみよう。

 7:バラで集めると高くつきそうだが、つい買ってしまった第1巻。

今日買った本

■今日買った本。計11900円。

 

a)BOOK WEEKENDにて。→初開催、初会場入り。

1・安原顯・編『ジャンル別文庫本ベスト1000』学研M文庫 ¥300 つたつむ書店

2・益田ミリ『僕の姉ちゃん』幻冬舎文庫 ¥100 城南書店街

3・益田ミリ『続・僕の姉ちゃん』幻冬舎文庫 ¥100 城南書店街

4・益田ミリ『やっぱり、僕の姉ちゃん』幻冬舎文庫 ¥100 城南書店街

5・益田ミリ『お茶の時間』講談社文庫 ¥100 城南書店街

6・『舊新訳聖書』英國聖書協會 ¥3000 古書五車堂

7・小田仁二郎『白い触手』アサヒ芸能出版 ¥2000 古書五車堂

8・キアラン・カーソン、栩木伸明訳『琥珀捕り』創元ライブラリ ¥900 古書五車堂

9・文藝春秋・編『「漫画讀本」傑作選』文春文庫ビジュアル版 ¥300 古書五車堂

10・T・S・Eliot、pictures by Errol Le Cain『MR MISTOFFELEES with MUNGOJERRIE AND RUMPELTEAZER』Faber and Faber Limited ¥1500 古書五車堂

11・土屋圭示『瀬戸内のカブトガニ』学習研究社 ¥1000 古書五車堂

12・矢崎泰久・編集兼発行『話の特集 昭和54年12月1日発行』 ¥400 古書五車堂

13・N・ティンベルヘン、渡辺宗孝/日高敏隆/宇野弘之訳『動物のことば 動物の社会的行動』みすず書房 ¥1200 古書五車堂

14・斎藤潤一郎『死都調布』リイド社 ¥300 シビレ書林

15・水谷緑『精神科ナースになったわけ』イースト・プレス ¥200 シビレ書林

16・岡山の昔話刊行会・編『絵本 岡山のむかしむかしばなし 3』山陽新聞社出版局 ¥100 かわず連合

17・小山鉄郎『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』共同通信社 ¥300 古書bun

 

b)城南書店街にて。→初入店。

18・なかのひろたか・作/絵『だぶだぶ』福音館書店 ¥500 藤田

 

c)丸亀木沢村にて。→初入店。

19・松谷みよ子・文、井口文秀・絵『お月さんももいろ』ポプラ社 ¥330

 

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 丸亀の役場前の広場で初開催のa)へ。開場前に会場に到着。既に入場のための行列ができ始めていたので、10番めくらいに並んだ。10:00開場になって、入場者が走り出したのでびっくりしたが、ベーグルなど奥の飲食ブース狙いのお客さんだったようだ。私の狙いは、素人系古本出店者ブースであった。b)は、棚シェア型の古本屋で、棚主らがa)に出店されていて知ったもの。a)で本を購入したら、コーヒーサービス券をくれたので、これを使うためにも行ってみた。で、そのb)のコーヒーだが、大変美味しい。旨みを感じる。そのコーヒーを飲みながら、店内で1冊買うと、またコーヒーサービス券をいただいたので、これも早速行使した。b)のそば、西側に数10mだか百数10mだか行ったところにある少し古めのスーパー銭湯に車を移動させる途中、面白そうな古道具屋があったので、寄ったのがc)。木沢村の名は、かつて徳島県にあった村の名前で、以前お店の人がその地域と交流があって店名に付けたそうだ。2Fに古本が少し置いてあり、ちょっと見つからないような絵本が1冊買えた。

 1:

 2:読了。2~4まとめての感想だけど、僕の姉ちゃんは、かなり恋愛を追い求める生き方をしていて、やっぱり掲載媒体がananだからか、益田ミリさんの描く人物の中でも予想以上にイケイケな感じがし、ややついていけないノリを感じた。弟ののんびりさや世間とズレてる具合の方が、いつもの益田さん作品に出てきそうな人物感があって、共感しどころが多い。

 3:読了。2では一話4ページ分の長さだったけれど、今回から見開いただけの長さ一話2ページで完結するようになって、ぐっと読みやすくなった。このくらいの長さが姉ちゃんのくどさが薄まって良いな。

 4:読了。p.173、「日々是好日」に、にちにちこれこうにち、とルビが振ってあり、これを私は、ひびこれこうじつ、と読んでいた。調べた感じでは、後者の読みもそれなりに流布しているが、前者の方が一般的な印象を受けた。碧巌録の言葉らしい。

 5:読了。お父さんが山崎豊子好きなところで、『花のれん』『ぼんち』『女系家族』などをおすすめしているところが何か良かった。押し付けがましくなくさらっと何でもなくタイトルだけ伝えておすすめして去っていくお父さん。

 6:今回入手したのは、1928年刊行のもの。旧約が1258ページ、新約が383ページある。

 7:

 8:とちぎのぶあき。

 9:

 10:邦題は『魔術師キャッツ』で、ほるぷ出版から出ているが、そちらでも未読。

 11:

 12:深沢七郎の特集記事有。ざっと読んだ後、2024/3/E売却済。

 13:

 14:買った本に挟まれていた紙切れを読むと、(川勝徳重氏が編集する)セミ書房の『漫画雑誌架空』に、著者最初の漫画が掲載されたのが、漫画をぼちぼち描き続けるきっかけになったとか。私には楽しめない作品だった。ストーリーが難解というか、キャラクターの区別が付きにくかったり、発生する事象の前後関係とか発生した出来事なのか登場人物の誰かの妄想のなのかとか、話を筋を掴まえることが困難で、着いていけなかった。本作は三部作というから、後の二作を読み進めれば、また見えてくるものがあるかもしれない。

 15:

 16:

 17:

 18:

 19:

今日買った本

■今日買った本。計3450円。

 

a)第3回うだつのあがる古本市にて。

1,2・有間しのぶ『キラキラフィズ(全2巻)』竹書房 2冊で¥200 doron

3・天野祐吉・作、大槻あかね・絵『絵くんとことばくん』福音館書店 ¥500 morikore

4・まご『よあけのたび 朝ごはん巡り回想録』 ¥800 morikore

5・まご『よあけのたび 2』 ¥950 morikore

6・Bruno Munari『Zoo』Corraini ¥1000 ayumi

 

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 第3回目をむかえるa)へ行ってきた。第1,2回でも会場になっていた建物の2階でのみ、本購入ができた。他のブースは、販売中に見に行くことは叶わなかった。

 1,2:『その女、ジルバ』が良かったので、目についた同作者の未読作品を購入。2002年刊行ということで、バブリーな感じが盛り盛りだったが、主人公はそんな時代の中でも、やや控えめな性格。チャラい幼なじみとの付かず離れずの関係が、一時恋愛関係になりそうで、でもそうならず。しかし、その程よい関係を見つけるまでの物語といった感じ。各話6ページくらいで終わるので、隙間時間にぱっぱ、ぱっぱと読めて良い。オカマバーが出てくるところなど、その後の『その女、ジルバ』のタネは、既にこの時代には作者の中に植えられていたのだなと思う。

 3:

 4:第2版(2002年7月)のどうやら再販を購入したようだ。「御所南の朝」というスペシャルペーパーがおまけに付いていた。売っていた方が、作者のことを「モーニングのプロ」と呼んでいたのだけど、あとがきを読むとモーニングで七百軒以上を巡ったそう。ちょっと信じられないくらいの経験量だと思う。モーニングに至るまでのよあけの時間の散歩……それを好む作者の凛とした精神を思わずにはいられない。時の過ごし方に胸を打たれる。続巻を読む。

 5:

 6:出版社Corrainiのページはここ。新品だと今のレート換算で、2800円くらいかな。

今日買った本

■今日買った本。計320円。

 

a)PayPayフリマにて。

1・羽生善治 ・監修『羽生の一手詰』マガジン・マガジン ¥320

 

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 家族の1人が将棋に目覚め始めているので、一手詰の本でもないかとa)で調べたところ、ちょうど良さそうなものが見つかったので、買ってみた。ちょっとタバコ臭かったのが残念。2023/9/27に落札して、2日後の本日届いた。

 1:

今日買った本

■今日買った本。計1400円。

 

a)VALUE BOOKS通販にて。→送料無料キャンペーンをやっていた。

1・加藤伸吉『OBRIGADO!』太田出版 ¥240

2・山本おさむ、陳昌鉉・協力『天上の弦 9』小学館 ¥70

3・加古里子・文と絵『ことばのべんきょう 4 くまちゃんのかいもの』福音館書店 ¥70

4,5・ちばあきお『キャプテン 13,14』集英社文庫 各¥120

6~9・東君平『にゃんこちゃんえほん 全4巻』復刊ドットコム ¥780

 

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 a)にて、2023/9/25に注文したものが、本日届いた。全体に美品で、a)の品の綺麗さの基準の高さが窺い知れる。

 1:

 2:収集中の漫画。これで全10巻が揃った。

 3:行商用。これで、全4巻が揃った。

 4,5:収集中の漫画。

 6~9:行商用。

今日買った本

■今日買った本。計917円。

 

a)ヤフオクにて。
1・田牧勢都子・文、玉置正敏・絵『ホルン先生と子どもたち』こぐま社 ¥97
2・『ヤングコミック 1979年6月13日号』少年画報社 ¥140
3・『月刊COOK s50年1月1日発行』千趣会 ¥170

4・『月刊COOK s50年7月1日発行』千趣会 ¥170
5・『月刊COOK s50年12月1日発行』千趣会 ¥170
6・『月刊COOK s51年2月1日発行』千趣会 ¥170

 

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 a)にて2023/9/24に落札した商品が本日届いた。レターパックプラス(送料¥520は上記に分散して加算してある)で翌日届くとは早いものだ。1~6は、全て同一の出品者から落札した。

 1:

 2:上村一夫の単行本未収録作品「どっこい華族」のvol.19「一行」を収録。状態がそうとう悪いので、上村作品のところだけ切り抜いて、ビニル袋にでも入れて密封しておこうかと思っている。表紙も上村一夫だが、汚すぎるので保管する気にならず。他に目についたものとして、関川夏央・原作、白山宣之・作画「夜のクーリエ」というハードボイルド漫画、第3話の「ベースボール・ノクターン」を収録。

 3:『あなたのための劇画的小品集』のvol.8「白い朝」を収録。これはダブりだったので行商用。

 4:『あなたのための劇画的小品集』のvol.13「しくらめん」を収録。これもダブりだったので行商用。

 5:『あなたのための劇画的小品集』のvol.19「海峡」を収録。これもダブりだったので行商用。

 6:『あなたのための劇画的小品集』のvol.21「鬼」を収録。

今日買った本

■今日買った本。計3410円。

 

a)あそぶっくにて。→初開催、初会場入り。

1・小野節郎『セツローさんの随筆』信陽堂 ¥2200

 

b)ブックオフ藍住店にて。

2・西前四郎『冬のデナリ』福音館日曜日文庫 ¥220

3・坂本鉄男・文、岩崎ちひろ・絵『にじのみずうみ』偕成社 ¥110

4・ヤーコプ・グリム/ヴィルヘルム・グリム、リディア・ポストマ・絵、ウィルヘルム菊江訳『グリム童話集』西村書店 ¥110

5・グリム・原作、ビネッテ・シュレーダー・絵、矢川澄子訳『グリム童話 かえるの王さま』岩波書店 ¥330

6・辻真先・構成、村野守美・画『コミグラフィック日本の古典18 東海道中膝栗毛』暁教育図書 ¥110

7・講談社・編『講談社の動く図鑑 WONDER MOVE まるみえ図鑑』講談社 ¥110

8・伊藤哲朗・監修『ニューワイド 学研の図鑑 動物』学研教育出版 ¥220

 

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 a)が開催されているという情報を午前中に得て、ラスト1時間だけでも行けるかなと思い立って行ってみた。馴染みの本の出店者さんらや、初めて会う出店者さん、それにこども店長ブースがあって、それなりに楽しめた。同行者は、ワークショップよりも、会場の公園内の遊具で思いっきり遊んで、その手のお金はかからず。帰りに、b)に久々に寄り、数冊の収穫を得た。

 1:先月出たばかりの新刊書。

 2:デナリとはアラスカのマッキンリー山のこと。

 3:

 4:

 5:

 6:漫画で読む古典、みたいなシリーズ本。村野守美・画のこの巻だけ購入。

 7:同行者が見つけた本。付属DVD欠でこの価格。2016年1刷。

 8:同行者が見つけた本。動きのわかるしましまボード&シート、という付録がついているはずだが、それが欠。2011年の改訂2刷。

今日買った本

■今日買った本。計456円。

 

a)ヤフオクにて。

1・『別冊新評 花田清輝の世界 昭和52年 AUTUMN』新評社 ¥456

 

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 a)にて9/16落札した商品が本日届いた。

 1:表紙にとある編集事務所の名前・住所・電話番号の判が押してある。花田清輝については、埴谷雄嵩の「虚空」に、その対になる作品を花田清輝に遂に書いてもらえなかった、というようなことをあとがきに書いてあったことから、何やら気になっていた人物。また、先日みに行ったVIKINGについての徳島県立文学書道館での企画展で富士正晴花田清輝それぞれの名が出てきていて、読んでみると二人の関係はなかなか悪くなかったようなことが読み取れた。この商品が目に留まったのは、伊藤一譽の文章が寄せられていたのが直接の理由。伊藤一譽の文章「幻の人」という題で、花田清輝には一度もお目にかかったことがないが、伊藤一譽の短篇「穴の底」「幻の猫」について、花田から評がなされたことについて書かれており、龜鳴屋から出た伊藤の短篇集の背景的なところを知れる点が嬉しい文章であった(もしかしたら、龜鳴屋の本の解説あたりにも、この文章のことに言及があったかもしれないが、現時点で未確認)。

今日買った本

■今日買った本。計590円。

 

a)ヤフオクにて。

1・儀間比呂志・作/絵『ねずみのハーリー』福音館書店 ¥590

 

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 a)にて、9/10に落札した商品が、2日後の本日届いた。

 1:ねずみたちがなぜハーリーきょうそうをお祭りとしてするようになったのか、の由来譚。現実に沖縄の人たちがやっているハーリー競走についても、やはり過去に犠牲になった人や天や海の神様への豊作(雨乞い)や大漁の祈りの意味があるのだろう。ねこおうが仕立てたハーリー三艘の色が、赤、黄、黒、というのも何か意味がありそうだ(赤に猫が乗り、黄・黒にねずみが乗ることから、この3色中では赤が最も高貴な色ということなどが予想される)。

今日買った本

■今日買った本。計1000円。

 

a)ヤフオクにて。

1・メリー・カルホーン・文、エリック・イングラハム・絵、猪熊葉子訳『スキーをはいたねこのヘンリー』佑学社 ¥550

2・中川健蔵・文、関屋敏隆・絵『てんまのとらやん』トモ企画 ¥450

 

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 a)にて9/3に落札した商品が本日届いた。2冊は別の出品者から落札したのだが、到着日時がたまたま同じだった。

 1:アメリカ創作絵本シリーズ12。

 2:個人名の為書が見返し(扉の手前のページ)にあったのが、ちょっと残念。1983年4月10日第1刷発行の本だが、1999年に違う出版社から改訂版が出ているらしい。大阪の天満に住むとらやんが主人公。なにやら『じごくのそうべえ』的な大阪弁とほらふき話を聞いているような荒唐無稽の物語展開。読み聞かせしたら笑った笑った。最初とらやんは、水平にびゅーんびゅーんと跳ねるように飛んでいくが、傘屋の手伝いをしていて大風が吹いて飛ばされた後から、ページがしばらく縦開きになって、空にのぼりの、海にもぐりの、で今度は垂直にめいっぱい動き回る。絵本の中の空間の広がりを、こんなに思いっきり伝わってくる作品は、そうそうない 。遊タイム出版から出た改訂版を借りてきて、異同等を確認したところ、テキストのフォントが改訂版ではやや太めになり、小さいやゆよなどの文字(促音)がそれとして読み取りやすくなっていた。一方でかっこや句読点サイズが小さく細くなって、そこは改訂前の方が良かったようにも思う。絵については、その位置が数ミリずれていたが、これは誤差の範囲で意図的ではないものと思われた。残念なことに、改訂版では(改訂版なのに)とじかっこの一つが抜けていた(脱字)。改訂版の最大の良いところは、のどの開きが良い点。全ページ見開き絵なので、これは本当に良くなった。

今日買った本

■今日買った本。計1830円。

 

a)9kにて。→移転後初入店。

1・ふじたあさや・文、西山三郎・絵、森田拾史郎・写真、芸団協・協力『シリーズ「舞台うらおもて」歌舞伎』大月書店 ¥600

2・堀川真・作/絵『おべんとうさんいただきます』教育画劇 ¥600

3・このみひかる・作/絵『ぴょこたんのなぞなぞなつやすみ』あかね書房 ¥400

 

b)ブックオフプラス徳島田宮店にて。→移転後初入店。

4・森泉岳土『夜よる傍に』KADOKAWA ¥60

5・三田村信行・作、佐々木マキ・絵『オオカミのゆめぼくのゆめ』ほるぷ出版 ¥170

 

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 文学書道館にて「富士正晴と「VIKING」の同人たち」という特別展を見に行き、その足で、近所のa)へ。何と、知らぬ間に、前の店舗の東隣に移転していたので驚いた。靴を脱いで上がるスタイルになっていて、喫茶も可能。より、のんびり過ごせる空間になっている。同行者をお迎えに行こうとするも、まだぶらぶらしたいとのことだったので、持て余した時間でb)へも行ってみた。徳島住吉店が移転して、開店したもの。値付けできていないレトロ漫画が少しワゴンに乗っていたのが気になったが、買いたいものはなかった。¥200以上購入で¥100引きのアプリのクーポンがあったので、それを使って2冊購入。

 1:西山三郎の切り絵が拝めるということで購入。歌舞伎を見たことがないので、大掛かりな舞台装置や音の舞台であることが特徴であることを学ぶことができた。子どもの頃に、歌舞伎を見に連れて行ってくれるおじさんがいる家って、どんだけのおうちなのかと思いつつ。

 2:いただきますの思想?をよく説明してくれる絵本だと思い購入。私のいのちを支えてくれるたくさんのいのちに感謝すえう言葉。ごちそうさまとセットのように思っているが、ごちそうさまは一度も出てこない。

 3:同行者に請われて購入。順調になぞなぞにはまってきているようだ。

 4:よるよるそばに、と読むようだ。絵本探し、《間違った夜明け》など、何だか私好みの物語とキーワードが頻出するので、一気読み。作中の絵本の登場人物が作中に一緒くたになって現れてくるのだが、その描き分けの違和感・異質感がちょうど良くて、物語にのめり込めた。漫画って、基本的にモノトーンだけれど、この方の絵は、それを強く意識させられる。水と墨とで絵を描いているそうだ。2年ほど前に、雑誌掲載作品で一度氏の短篇を読んでいるはずだが、もう一度読み返してみたい。

 5:佐々木マキの絵ということで購入。あとがきによれば、『おとうさんがいっぱい』理論社、『風を売る男』PHP研究所、に続いて出した短篇集だそうだ。

今日買った本

■今日買った本。計9700円。

 

a)古書ますく堂にて。→移転後初入店。

1・杉みき子、戸川安宣・編『マンドレークの声 杉みき子のミステリ世界』龜鳴屋 ¥2420

2・E・L・カニグズバーグ・作、松永ふみ子訳『ジョコンダ夫人の肖像』岩波書店 ¥800

3・北川民次『メキシコの誘惑』新潮社 ¥300

4・中桐雅夫『会社の人事 中桐雅夫詩集』晶文社 ¥600

5・坂田靖子『星食い』朝日ソノラマ ¥200

6・菊池敬一/大牟羅良・編『あの人は帰ってこなかった』岩波新書 ¥100

7・大阪圭吉『勤王捕物 丸を書く女』書肆盛林堂 ¥500

8・かこさとし・作『きゅうりばあちゃんのコンサート』全国心身障害児福祉財団 ¥1200

9・かこさとし・作『ホイヤヤのうた』全国心身障害児福祉財団 ¥1200

10・リチャード・スキャリー・絵、くめみのる・文『たのしいさくぶん』集英社 ¥180

11・ルイス・ダーリング/ロイス・ダーリング・文/絵、山崎勉訳『かめ』福音館書店 ¥1000

12・高橋喜平・文、薮内正幸・絵『のうさぎ』福音館書店 ¥300

13・籾山千代・作/絵『東京いま・むかし 100年前の東京と今の東京』岩崎書店 ¥600

14・ichinoheminoru『ichinoheminoru漫画集』niji工房 ¥300

 

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 京都での趣味仲間との某編集会議に出席。その帰路に、大阪移転後には行けていなかったa)へ初訪問。玄関のところの児童書棚でかなりの時間を費やしつつも、中の本もできる限り(少なくとも本の背を)全部見て買えるだけ買った。ザックが重過ぎて、肩がちぎれそうになった。

 1:新刊本。

 2:

 3:

 4:タイトルが面白いので、探していた本。本人の言葉で、ソネット形式の詩を収録。この形式、見開きの左右ページで一つの詩が完結するので、とても読みやすく、詩の初心者には心地よい。表題の詩は、会社の飲み会では人事の話ばかりというような内容で、私の経験的にも全く事実その通りで、何度つまらない思いをしたか。2つの詩、「意味」「詩人」に、"マルセル・マルソー"の名が出てくる。他にも、文学者やその方の名言であったり文学作品の名がぽつぽつ登場してきて、そんなところも面白いし、興味をもってちょっと調べたりして遊べる。この方の夫人のエッセイを読んでみたくて探している。

 5:何と前日のとある本好きの会合で本書所収の「星月夜」という短篇漫画の話が出たのだが、その現物に翌日すぐに出会えるとは。その読みは、ほしづきよ、であり、コトバンクというサイトで調べたら、思った以上に古い言葉でなんと900年前にはあったようだ。作品中の言葉では、"年に一度の星月夜です/冬の中で一番寒い夜に空と地上がつながるのです"とのこと。雪だるまや、しゃべる魚やイエティたちと星や月が雪山の中に集まって、わいのわいのする夜。舞台が和風の作品もあって、既読の坂田靖子作品にはなかったので、少し新鮮に感じた。全体に軽くて、読みやすいのはいつも通りの印象。

 6:2023/9/11読了。岩手のある山奥の集落の、戦争未亡人への聞き書き集。後半は、編著者の考察や、前半の聞き書きに対する注意書きのような思いなどが綴られる。聞き書き部、方言そのままを綴ってある。言葉で明言されていない、一言一言が終わった後の間(ま)が感じられ、そこにどうしても語ることができない部分があること、語ったとしても当人でなければ真に分かってもらえない部分をあることを感じている未亡人の心の内を、切に感じさせる。p.172、国からの遺族年金について、狭い農村の他者の目には、"未亡人世帯に対する扶助料は"独身我慢料"といった形で受取られているかに思えるのです。そしてまたこの扶助料は、未亡人が再婚すれば打ち切られる点で、"再婚阻止料"的役割も果たしているかもしれません"。再婚に失敗して再び元の未亡人に返っても扶助料は復活しない。今、さらに調べてみると、未亡人(なり配偶者)が再婚すると、その遺族年金は、その子へ支給されるとのことだ。p.188、当時教員をしていたときの未亡人が、"私の教え子の父が戦死し、そのくやみに出かける時、校長から「名誉の戦死なのだからおくやみを言うものではない。"名誉の戦死、おめでとうございます"というものだ」と注意された"。

 7:新刊本。

 8:

 9:

 10:横開きの本で、ページの真ん中で水平線のようにページがカットされており、上半分に前半文章が、下半分に後半文章が、さまざまに書いてある。前半部と後半部を、どのページ同士でつなげるとまともな文章になるか、また、ちぐはぐだったり突拍子もない文章になるのを笑いながら楽しむことも、この本が狙った面白さの大きな部分だろうと思う。前半部分が、何々が何々なので、という因果関係を説明する文章において、特にナンセンスな面白さがある文章ができやすい。

 11:かめの生態について学べる本ではあるのだが、それよりも人類が亀に対してやってきた仕打ちに関する記述の方が衝撃的。例えば、ガラパゴスゾウガメについて、古い航海日誌の記録から推し量ると、1831年から1865年の間に、アメリカの捕鯨船だけでも1万匹ものカメをガラパゴス諸島から持ち去ったらしい。たった一隻の船に350匹ものゾウガメを捕らえたということもしばしばあったそうだ。ガラパゴスゾウガメは、簡単には死なないので、いつでも新鮮な肉が手に入る、しかも肉の量も多いので、航海中の船員に喜ばれたのである。プラスチック以前の世界では、役に立つ鼈甲細工になるのでウミガメのタイマイが手当たり次第に殺されてきたし、アオウミガメは食用(アオウミガメのスープ用)として世界で一番高価なものと説明されており、成体はもとより、卵など1年に179万370個ももちさられたこともあったとのこと。カメ科のカメの、ダイヤモンドテラピンは、その肉が美味しいので、1890年代から第一次世界大戦の直後にかけて、ヨーロッパやアメリカの上流社会で「ダイヤモンドテラピンを定期的に食べないような人は、とるに足らない人物だ」とみなされたほど、大流行。その結果、個体数が激減し、一時は絶滅が危惧されたが、保護法律の制定や養殖の研究が進んで、絶滅は免れたものの、海岸線など人工化が進み生育できる自然環境が減って、すっかり元通りとはいかないだろう、ということ。

 12:リアル系のモノクロ鉛筆絵の絵本。リアルなので、のうさぎの表情がないのだが、例えば獣に追われて駆けているその体の必死さと、無表情の目のギャップがなんだか面白い。伸びをしているうさぎの、太ももが、ものすごく肉付きが良く、食べたら美味そうだなとか、この脚あっての脚力なんだなと思う。

 13:1988年(昭和63年)に出た本なので、100年前というと1888年明治21年)だ。本書は、1872年(明治5)に小学校が始まったところから始まっている。1910年(明治43)に日本の空を初めて飛行船が飛んだことも書いてあるが、『はいからさんが通る』に出てきた飛行船はこれかな。消防の出初式が始まったのは1974年(明治7)なので、出初式ってまだ150年くらいしか歴史がないんだな、とか、どのページにも「へえ」が必ずあって、勉強になる。さすが知識絵本という感じ。

 14:

今日買った本

■今日買った本。計2725円。

 

a)bookoffオンラインにて。

1・曽田文子・作/絵『サーカスへいったねこ』講談社 ¥500

2・遠藤周作『闇のよぶ声』角川文庫 ¥170

3・佐藤まさあき『野望 1 殺戮への序曲』道出版 ¥725

 

b)ネットoffにて。

4~7・ちばあきお『キャプテン 5,7,8,12』集英社文庫 各¥82.5

8・大和和紀『はいからさんが通る 4』講談社文庫 ¥100

9・加藤伸吉『惑星スタコラ 4』講談社 ¥900

 

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 a)で、中古全品1500円以上で200円引きというクーポンが発行されていたので、その使用期限である8/8に注文した商品が3日後に届いた。実際の受け取りは、遠出していたこともあり、8/13の夜となった。b)でも、6冊以上で¥150引きクーポンが使えるのなんだのということで、収集中の漫画ばかり購入。a)と同じく8/8注文で8/14に届いたもの。

 1:行商用。

 2:竹本健治の小説『匣の中の失楽』内で紹介されていた(らしい。読んだけど覚えていない&メモもなかった)傑作ミステリーということで取り寄せた。

 3:収集中の漫画。

 4~7:収集中の漫画。

 8:収集中の漫画。これで、全4巻揃った。

 9:収集中の漫画。

今日買った本

■今日買った本。計3500円。

 

a)中之島古本文庫にて。→初入店狙うも休みで入店できず。

 

b)古本陽気にゆこうにて。→初入店狙うも休みで入店できず。

 

c)本屋PLUGにて。

1・おおえひで・作、篠原勝之・絵『八月がくるたびに』理論社 ¥200

2・松下竜一『豆腐屋の四季 ある青春の記録』講談社文庫 ¥300

3・ブライアン・ワイルドスミス・作/絵、長瀬禮子訳『ポールとペリカン』太平社 ¥800

4・ブライアン・ワイルドスミス・作/絵、長瀬禮子訳『DAISY つばさにのったデイジー』太平社 ¥750

5・イングリ・ドーレア/エドガー・ドーレア・作(ドーレア夫妻)、吉田新一訳『オーラのたび』福音館書店 ¥400

6・H.C.アンデルセン・作、イブ・スパング・オルセン・絵、木村由利子訳『小人のすむところ』ほるぷ出版 ¥800

7・岡島弘子・再話、織田信生・絵『絵本・どうぶつ伝説集 虫の伝説』すばる書房 ¥250

 

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 帰省を終え、自宅に戻る途中で、交通費的にかなり無駄な出費になるのだが、和歌山市でしばらく過ごした。a)は、b)の初入店を狙って歩いている途中にたまたま見かけたもの。遠目にシャッターが閉まっていたので、まあ入店は無理だなと諦めたが、その存在も知らない店舗だったので、発見だけで嬉しい。一方で、b)は、その存在は知っていたので、店舗前まで行ってお盆休みということが分かり、大変残念な気持ちになった。そうこうしているうちにc)の開店時間を過ぎていたので、そちらへ。収穫有り。欲しい絵本がさらにあったが、値段的に折り合いがつかず、諦める。もう1店舗行こうと思っていたが時間切れで、駅まで戻った。

 1:

 2:

 3:スプリットページブックといって、普通のページの見開きの中央に、普通のページの縦半分しかないページが挟んである作りになっている。

 4:3と同様、スプリットページブック。

 5:

 6:

 7:絵本・どうぶつ伝説集の第2巻に相当。「だんぶり長者」「おしらさま」「ほたるの宮」「三上山のむかでたいじ」「ありとおし明神」の5篇を収録。「だんぶり長者」のだんぶりはとんぼのこと。外で口を開けて寝ている男の口の中に、とんぼが出入りして何やらうまい酒を口の中にちょっと入れてあげている。夢の中でのんだ酒のことが強く印象に残り、起きてそのとんぼを追いかけていくと、岩の間にうまい酒が湧き出す泉を見つけて、その酒でお金持ちになったという話。「おしらさま」は遠野に伝わる、養蚕由来譚。世話している馬が好き過ぎた娘が、早く嫁に出したい父親に馬を殺され、その皮を桑の木に吊るされる。あくる日、娘は馬の皮と一緒に、天に登っていってしまう。蚕の頭は馬の頭に似ているらしく、そのことと、蚕の餌になる桑の木に吊るされたという点が、馬と蚕を結びつけている。「ほたるの宮」のほたるは、戦で無くなった一族の天国に行けないでいる魂が彷徨っているもの。「ありとおし明神」は、中国からの謎かけのような贈り物で、細く曲がりくねった穴の空いた石に糸を通してくださいという注文に、糸を結びつけた蟻にそれをやらせる話で、このどこかで聞いたことのなる話が今回改めて読めた偶然が嬉しい。

今日買った本

■今日買った本。計500円。

 

a)すずめ出版古書部にて。

1・原ゆたか『ぷかぷかチョコレー島 こおりの国のにんじゃ』あかね書房 ¥500/3

2・カンジヤマ・マイム『おしゃべりなパントマイム 表現力10倍、勇気100倍!』大月書店 ¥500/3

3・村崎太郎『次郎くん、反省!』実業之日本社 ¥500/3

 

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 某所への帰省滞在中に訪問することが定例となってきたa)へ。イベントとして40何時間だかの連続営業中に訪店した。店頭ワゴンから、3冊500円の本を選んだ。

 1:同行者が選んだ本。

 2:著者名はマイムのデュオ名で、カンジヤマ・Aとカンジヤマ・Bから成る。カンジヤマ・B氏は、"アメリカにてマルセル・マルソーの弟子であるトニー・モンタナロ氏に長年師事し、"マイムを学んだそう。カンジヤマ・A氏は、もう少しあれこれあって、後にトニー・モンタナロ氏に師事。

 3:子母澤寛『愛猿記』が滅法面白かったので、猿回し人の著作を見つけ思わず購入。