yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計5800円。

 

a)1003通販にて。

1・游珮芸・脚本、周見信・漫画、倉本知明訳『台湾の少年 1 統治時代生まれ』岩波書店 ¥2900

2・游珮芸/周見信・作、倉本知明訳『台湾の少年 2 収容所島の十年』岩波書店 ¥2900

 

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 7/24に注文していた本が本日届いた。全4巻で完結する台湾の近代を個人史として描く作品だそうで、Twitterで見かけて気になっていたもの。勝手なイメージで、いかにもa)のお店で問い扱いそうな作品だなと思って、問い合わせたろところ、Webショップに用意していただけたので即刻購入した。上記の値段には送料が半分ずつ含まれている。3,4巻は後日出版されるそうで、それもa)で購入するつもりでいる。

 1:脚本?脚色?が游珮芸で、周見信が漫画を担当。

 2:

今日買った本

■今日買った本。計1980円。

 

a)ブックオフ徳島住吉店にて。

1・神沢利子・文、徳田秀雄・絵『ぷぷぷうプウタは一ねんせい』講談社 ¥110

2・Ezra Jack Keats『Clementina's Cactus』ほるぷ出版 ¥110

3・フィオナ・ロビンソン・作、せなあいこ訳『世界でさいしょのプログラマー エイダ・ラブレスのものがたり』評論社 ¥110

4・浜野卓也、杉浦範茂・絵『ふしぎなてるてるぼうず』金の星社 ¥110

5・新美南吉・文、箕田源二郎・絵『ごんぎつね』ポプラ社 ¥110

6・平野直・再話、太田大八・画『やまなしもぎ』福音館書店 ¥110

7・ドナルド・ビセット・作、木島始訳『こんどまたものがたり』岩波書店 ¥110

8・中野理枝・文、豊田直之・写真『ウミウシ』福音館書店 ¥110

9・飯原一夫・絵/文『シロのないた海 改訂版 南海地震津波の絵本』徳島出版株式会社 ¥110

10・レイモンド・ブリッグズ・作、林望訳『おぢさん』小学館 ¥110

11・山下明生・作、杉浦範茂・絵『まつげの海のひこうせん』偕成社 ¥110

12・堀内誠一・作『ほね』福音館書店 ¥110

13・毛利子来・文、なかのひろたか・絵『ゲーとピー たぬきせんせいのびょうきのほん』福音館書店 ¥110

14・毛利子来・文、なかのひろたか・絵『カユイカユイ たぬきせんせいのびょうきのほん』福音館書店 ¥110

15・民話の研究会編『オールカラー版 日本の民話4 東北地方3 たわらやくし ほか』世界文化社 ¥110

16・民話の研究会編『オールカラー版 日本の民話11 中国地方1 うしかたとやまんば ほか』世界文化社 ¥110

17・民話の研究会編『オールカラー版 日本の民話16 沖縄 月にのぼったアカナー ほか』世界文化社 ¥110

18・トーマス・ティードホルム、アンナ-クララ・ティードホルム・絵、外山真理訳『おじいちゃんをさがしに』ほるぷ出版 ¥110

 

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 某氏が友人宅にお泊まりするというので、夜ご飯を外食することにし、回らないお寿司を食べた後、その店のすぐ近所にあるa)へ寄ってみたら、絵本・児童書棚で大当たり。

 1:あまり取り柄のない子ぶたの小学一年生プウタが、クラスメイトに受け入れられていくまでの話。取り柄がないと言いながら、女の子の前ではカッコつけたい男の子らしさもあり、ちょっとくらい冷やかされても負けない強さもある。おしゃべりが上手でなくても、日々の学校生活で、周囲に人物が理解されてくると、誰かが声をかけてくれるものだ。

 2:題名は訳すなら『クレメンティナのサボテン』。文字無し絵本。砂漠のサボテンが気になるクレメンティナ。嵐の翌朝に、サボテンが花を咲かせているのを発見するまで。幼な子が、何か気に入ったものに強く執着する様子がよく描けている。

 3:

 4:日本で最後の忍者だというおじいちゃんとぼくのふしぎな童話。おじいちゃんの魔法なのか忍術なのか、催眠術なのか、ここぞという僕のピンチを助けてくれる。おじいちゃん、最後亡くなってしまうのだけど、それまでも神出鬼没感出していたし、優しさに溢れた表情しているから、読後もあんまり悲しくはならない。歳をとっていったら、こんなふんわりした存在になっていきたくもあるなあ。

 5:小学校の教科書で読んだことがあると思うのだが、再読してもあまり当時読んだ時の記憶が蘇ってこなかった。いたずらなごんぎつねが、へいじゅうという村人が、病気の母に食べさせようと捕まえておいたうなぎを、川にリリースしてしまう。母は死に、事情を知って申し訳なく思ったごんぎつねは、こっそりへいじゅうの家に食べ物を毎日運ぶようになるのだが、ごんぎつねの姿を見つけたへいじゅうが、うなぎの時の恨みとて、ごんぎつねを殺してしまう。ごんぎつねは、罪滅ぼしに食べ物を届けているのを、死に際になってへいじゅうに理解される。解説では、そこに救いがあるとしている。新美南吉が17歳で物した作品だそう。

 6:なんか最近読んだような気がする話だなと思ったら、1年ほど前に大川悦生・文の『やまなしもぎ』を買っていたのを、最近読んだようだ。病気の母に食べさせようと、やまなしを求めて3人の息子たちが奥山へ繰り出す。たろう、じろうが失敗し、さぶろうがそれを成功させる。山のふもとにいる意味深なおばあさんが、いかにも映画ラビリンスにでも登場しそうな妖しさを醸し出している。昔話では、飲み込まれた登場人物は、結構な確率で生きたまま、腹の中から救出・脱出するなあと思う。

 7:2022/8/13読了。短篇童話集。最初の一篇「ことばの川」からぞっこんになるような空想力爆発の素晴らしい短篇集だった。言葉は流れて海でたくさんの物語になる……とは、なんと美しい空想。結構教訓的ななものを感じる作品も見られるが、何だろう、押し付けがましくないというか。例えば30cmぴったりしか跳べない/跳ばないバッタも、経験で学び、短い距離の跳躍を練習する必要性を納得する。差し迫っているようないないような辺り微妙な具合の、理由や根拠の選び方・書きぶりが良いのだと思う。電話線の中で、言葉が混線する話も、子どもには真実味を感じさせそう。是非読み聞かせしてみたい。訳者の木島始氏の童話作品『やせたぶた』と類似している(訳者自身もあとがきでそんなふうに触れている)「空をとぼうとしたブタ」は、その名がイカルスとあって、恐ろしい結末をすぐに予想したが、ほっとした。生きていると、ときに身の程を思い知らされる哀しさを背負わされ、それでも生きていかなければならない。

 8:たくさんのふしぎ傑作集。

 9:太平洋戦争が終わった翌年の昭和21年12月21日の午前4時19分に、大きな地震、南海地震が発生し、現在の徳島県の南にある海陽町浅川という場所を津波が襲い、85人が亡くなった。その史実を元に、防災意識の啓発を目的に制作された絵本。オリジナル版は、海陽町が発行したもので、今回入手は、その改訂版。飯原一夫氏の絵は、絵の具の水っ気が少なくべたべたとしていながらも、筆の当て方が細かいので、食傷しない濃さがある。津波の飛沫、河原の石、着物の柄など、蜿蜒と筆を当てていかないといけないような部分の仕事に目を奪われる。読み聞かせしたところ「これって本当の話かな」というので、「本当の話だよ」「津波避難訓練してるけど、しっかり走って逃げる練習しようね」というやりとりをした。

 10:

 11:第6回絵本にっぽん大賞受賞作との帯付。男子小学生が主人公。けんかして、涙して、運動場にひっくり返っていながら見た幻想。想像のなかで、けんか相手をこらしめたり。主人公のTシャツの魚が、虹色のさかなにそっくりのかたち。

 12:

 13:

 14:

 15:赤羽末吉・絵の作品が2話収録されているの目当てで購入。

 16:瀬川康男・絵の作品と、朝倉摂・絵の作品が、それぞれ1話と2話収録されているの目当てで購入。

 17:儀間比呂志・絵の作品が1話収録されているの目当てで購入。

 18:かつて所有していて、古本屋さんに売却した本だったが、間違ってまた買ってしまった。

今日買った本

■今日買った本。計100円。

 

a)海の見える一箱古本市にて。

1・野呂邦暢『草のつるぎ』文春文庫 ¥100 嶋村書房

 

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 家族で屋島水族館へ初めて行ってみた午後に、今日から3日間開催のa)の初日に行ってみた。衣類・雑貨の出店がほとんどで、本の出店は物足りなかった。なんとか1冊買えたのは良かった。

 1:2022/8/6読了。2篇を収録してあるが、それぞれ自衛隊入隊直後の話と、次の勤務地での様子〜退職までの話を書いている。静かで抑制的な作品かと思いきや、村上春樹的な青春のような、下ネタ的な笑いやユーモアもあり、実際ところどころ声が出てしまうほど笑えるシーンもあり、爽やかな作品だった。p.152~153にかけて、僕が喫茶店で過ごすシーンがあって、そこがとても素晴らしい。公共の空間で、そこに偶然居合わせるお互いが、それぞれに干渉せず、それぞれの時間の思うままの過ごしようを尊重している。

今日買った本

■今日買った本。計706円。

 

a)KMNK文庫さんより。

1・ナカムラクニオ+みちのおくつくるラボMAP LABO.『ナカムラクニオ責任編集ブックトープ山形』東北芸術工科大学地域連携推進室 ¥0

2・『盛岡という星で ビジュアルブック2020-2021』盛岡市市長公室都市戦略室 ¥0

 

b)ヤフオクにて。

3・東君平『サンリオポストカードライブラリー おくりもの』サンリオ ¥706

 

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 b)は、7/9に落札して7/12に受け取ったもの。

 1:●

 2:盛岡市が発行する盛岡市に関するビジュアルブック。2019年に第1号が出て、今回初入手した号が第3号に相当。インスタグラムで投稿された写真と添えられた言葉が、素敵にまとめられている。盛岡に冷麺を食べに行きたいけれど、なかなか行けない。その代わりと言っては何だが、冷やし中華を食べたくなって、早速家で作って食べた。それにしても、今住んでいる県では、冷やし中華の美味しい店の情報を一つも聞いたことがないことに気が付き、それはそれで驚いている。あまり食されない土地らしい。

 3:12枚のポストカードからなる文庫本。扉に「今日このごろ」という詩が載っている。もったいないけど、早速a)の方へのお礼状と、先日茨城在住の先輩から特産品のメロンをいただいたのだが、そのお礼状にもにそれぞれ切り離して使ってしまった。どんどん使っていこうと思っている。さまざまな季節の絵柄があるので、どの季節でも選びやすい。

今日買った本

■今日買った本。計1251円。

 

a)ヤフオクにて。

1・おだのぶお・作『いまむかしうそかまことか』すばる書房 ¥491

2・五味太郎・作/絵『おじさんのつえ』岩崎書店 ¥380

3・ルーズ・エインズワース・作、こうもとさちこ訳/絵『あかいぼうしのゆうびんやさん』福音館書店 ¥380

 

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 7/6にa)で落札した商品が本日届いた。

 1:昔話風の語りのナンセンス譚。若いお爺さんが、東向きに西に行くのに、山を船で行き、川を車で進んで……みたいな、反対言葉同士を直結しながらの語りは、ありそうでなかった無茶苦茶な味わい。大らかな版画絵も、この無茶苦茶なうそかまことかなお話の存在を優しく許容してくれているようで、よく合っている。大いに気に入った。

 2:以前所有していて放出してしまっていたのを、再度入手。美しく愉快なイマジネーションの連打が心地よい作品。

 3:訳者名は漢字では、河本祥子と書く。動物たちのグループに郵便屋さんが必要になり、犬・りす・猫がそれぞれ立候補するのだが、それぞれ配達の試験で隙を見せてしまい、失格となる。その一連を静かに見守っていたコマドリが、皆に認められて郵便屋さんに就任する。ほのぼの話。

今日買った本

■今日買った本。計1550円。

 

a)bookoffオンラインにて。

1・大道あや『ヒロシマに原爆がおとされたとき』ポプラ社 ¥1050

2・たかしよいち・文、野村邦夫・絵『うぐいすのいちもんせん』佼成出版社 ¥500

 

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 2022/6/30にa)で注文した本が、本日届いた。

 1:CD付の絵本。

 2:民話こころのふるさとシリーズのうちの1冊。このシリーズは全20巻あるのだが、『そらをとぶこめだわら』のみ所有していて、今回入手はシリーズで2冊目となった。中を覗いてはいけない蔵があり、それを見なかったお百姓さんは千両の価値のある「うぐいすのいちもんせん」を手に入れるが、同様に良い思いをしようと企んだ欲深い(よくふか)おじいさんは、蔵の中を覗いてしまって、何もかも失ってしまう話。4つの蔵の中には、それぞれ四季の一季節の景色が広がっていて、いかにも絵描きの腕の見せ所になる感じ。蔵の中がそのようなものとわかってからの2番目の蔵以降の景色を見られると思ってのページめくりが、振り返ってみれば読んでいて楽しく幸せなものだった。その鮮やかな景色と、その景色を見た欲深じいさんの単に値打ちのないものと見なす否定的なセリフが対照的。それにしても、お百姓はお礼にもらったお金の包みを初めて持ち上げた時の軽さに、少しもがっかりしたりしなかったものだろうか。自分だったら、金の粒でも入っていて、きっと相応のお礼になっているだろうなどと考えて、その場の自分を納得させるだろうなと思う。

今日買った本

■今日買った本。計3585円。

 

a)1003通販にて。

1・世田谷ピンポンズ『品品喫茶譚』品品堂  ¥1445

2・世田谷ピンポンズ『世の中には、素晴らしい音楽があって、素晴らしい小説があって、素晴らしい漫画があって、素晴らしい映画があって、素晴らしい俳優がいて、素晴らしいお笑い芸人がいて、素晴らしい喫茶店があって、素晴らしい∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞があって。この期に及んで自分が何か創ったりする必要など全くないのではないか。そんな思いになっても一晩ぐうすか眠って起きてみると、歌を書いたりしている』品品堂 ¥1445

 

b)ヤフオクにて。

3・『ヤングコミック 1979年10月24日号』少年画報社 ¥695

 

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 2022/6/4にa)で注文したものが、6/6に届いた。早いものだ。b)は6/6に落札し、6/10だったかに受け取ったもの。

 1:2022/6/9読了。

 2:

 3:上村一夫の単行本未収録作品「二都物語」の其ノ二「織姫参り」を収録。2024/3/Eに売却済。

今日買った本

■今日買った本。計1505円。

 

a)ブックオフonlineにて。

1・アンドレ・プラトーノフ・作、イリーナ・ザトゥロフスカヤ・絵、児島宏子訳『うさぎの恩返し』未知谷 ¥600

2・東君平『おはようどうわ 6 よぞらのほしに』サンリオ ¥600

3・渡辺とみ・作、小沢良吉・絵『なべのふた』文化出版局 ¥305

 

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 a)で2022/5/30に注文していた本が、本日届いた。

 1:ダゲスタン民話の再話。3人家族が、親戚を呼んでパーティをしようとして、子どもに招待予定者を呼んでくるよう使いを出すのだが、その子が誰を呼んだら良かったのか忘れてしまって、ならば包括的にという考えで町中の人をパーティに招待してしまう。すると、ご馳走の量が足りないので、大勢の客が怒り出し始めたところ、昔助けたことがあるうさぎが、その子に恩返しということで、森中の動物たちに呼びかけそれぞれがご馳走を運んできてくれて、窮地を救う話。子どもに始末を付けさせようとする両親は、なかなか厳格というか、突き放し方がすごい。イリーナ・ザトゥロフスカヤ・絵の本が、少なくともあと7冊(チェーホフの短篇もの)あるようだ。

 2:

 3:ちぎれた帯が挟んであり、どうやら本作は「第12回カネボウ・ミセス 童話大賞受賞作」らしい。雪国に住む老夫婦。お爺さんが、買い物をしに町まで行くのだが、お婆さんに買ってくるよう頼まれた鍋のふたを買い忘れてしまって、困っていたところ、お爺さんがお婆さんに怒られないようにと考えたのか優しいきつねが、鍋のふたに化けて、お爺さんの足元に転がっていた。バレバレの化け様で、しまいには、お爺さんは、自分で転がっておくれなんて言って、それでも健気についてくる鍋のふた。結局、化けた様子はお婆さんにもバレるのだけど、お婆さんもきつねの心意気と愉快な事が起きた事で、笑って済ませられたというほのぼの話。町の場面で桶屋と鍛冶屋が出てくるのだが、それら職人の描写(絵も文章も)が最もらしくて、良いなと思った。

今日買った本

■今日買った本。計1050円。

 

a)9kにて。

1・黒瀬圭子・文、松岡敏行・絵『白いなす』茜会 ¥600

2・グリム童話、有馬志津子・文、小澤摩純・絵『ねむりひめ』ひかりのくに ¥450

 

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 久しぶりに一人の時間が数時間取れたので、未踏のうどん屋へ行ったあと、a)へ行ってみた。a)では、前回来店時に買った『きかんしゃ1414』をちょうど昨日だか一昨日だかに読了したので、その話でもしたいなと思っていたのだが、勇気がなくて話せなかった。

 1:前回来店時に、閲覧用として置いてあった本。前回来店時に、表紙を見た瞬間にものすごくいいな、欲しいな、Webで探そうと思って、ずっと探していたのだが、意識して避けている某大手サイト以外での中古在庫が見当たらないでいた。今回来店時に、売り物になっていたので、ありがたく購入した。

 2:

今日買った本

■今日買った本。計2900円。

 

a)第18回天神さんでヒトハコ古本市にて。

1・全卓樹『銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』朝日出版社 ¥700 多聞棚

2・『月刊COOK s43年3月1日発行』千趣会 ¥200 本と。

3・高橋義孝『すこし枯れた話』講談社文庫 ¥200 笙古書店

4・アントン・チェーホフ、神西清訳『チェーホフの手帖』新潮文庫 ¥300 yanagi

5・真壁仁『詩の中にめざめる日本』岩波新書 ¥400 deer

6・新藤兼人『小さな窓から』朝日文庫 ¥300 けんじ堂

7・大島弓子『毎日が夏休み』角川書店 ¥300 もう一つの椅子

8・『中学二年コース s39年3月号第2付録』学習研究社 ¥200 鵲書林

9・hm『hmのやそうブック・春』うるい堂書店 ¥300 うるい堂書店

 

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 ●書きかけ。

 1:2023/3/29読了。このシリーズ、既に2巻目が出ている。第13夜「多数決の秘められた力」が最も勉強になった。固定票タイプ(賛成/反対の立場が固定)と浮動票タイプがいるとして、それぞれが3名でランダムに話し合って、浮動票タイプが話し相手の立場に影響を受けて意見を変更することがある場合、固定票タイプが17%いると、浮動票タイプの初期立場がどちらであろうと、いずれ固定票タイプの賛成または反対の一色に染まるというもの。第9夜の、じゃんけんにおける人間の癖も面白い。各章全体的に、妙に文学的?に凝った文章で締め括られたりして、それがどうも鼻につく。もっと淡々とした科学読みものが私には好み。

 2:

 3:

 4:

 5:

 6:

 7:

 8:T.A.ガスリー・原作「あべこべ物語」と、J.D.ウィース/J.L.ウィース・原作「無人島に生きる」の2篇を収録。

 9:

今日買った本

■今日買った本。計3382円。

 

a)1003通販にて。

1・伊藤重夫『踊るミシン 2022Final』IceCREAM GARDEN ¥2230

 

b)ヤフオクにて。

2・アントニイ・バージェス、中村保男訳『1985年』サンリオ文庫 ¥1152 bookoff

 

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 a)とb)と、それぞれ2022/5/15に注文、落札した商品。a)には、送料250円が加算されている。b)は、ヤフオクのストアクーポンで20%OFFだか、200円OFFだかのクーポンがあったので、それを使うつもりで落札したのだが、落札後、寝落ちしていて、支払日が翌日になってしまったばかりに、クーポンが使えず、高い買い物になってしまい、悔しい思いをした。

 1:

 2:

今日買った本

■今日買った本。計1065円。

 

a)ブックオフonlineにて。

1・羽海野チカ『3月のライオン 13』白泉社 ¥180

2・羽海野チカ『3月のライオン 14』白泉社 ¥235

3・高羽賢一・作/絵『ちいさなあかいバス』ひさかたチャイルド ¥180

4・ヘスス・バリャス、ミケル・シチャル、立花香訳『もうじゅうつかいのイバイ』新世界研究所 ¥180※  

5・半村良『雨やどり』文春文庫 ¥290

 

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 2022/5/7にa)で注文した本が、本日届いた。この注文でスピッツのアルバム『フェイクファー』も同時に買っているが、CDなので上記リストからは外している。

 1,2:最寄りの図書館で12巻まで架蔵している漫画。続きがどうしても読みたくなって買ってしまった。既刊は16巻まであり、15巻と16巻は、図らずも某施設から借りることができて、既に読了済。『ベルセルク』を連載していたのと同じ媒体での連載だそうで、物語はもう少しで完結しそうだけども、まだ何年かかかるかもなあと思われた。

 3:

 4:イバイぼうけんシリーズの8作目。

 5:バーが舞台の連作短編集ということをどこかで聞き知って、探していた本。装画が滝田ゆう。1974年下期に表題作で第72回直木賞を受賞。2023/1/2読了。『その女、ジルバ』という漫画でもオールドジャックアンドローズという人情味溢れるバーが出てきたが、それを彷彿させる新宿のバーやバーテンダー、ママたちの物語だった。連作短篇集になっていて、群像劇とも言えそう。メインの登場人物が他篇でちょい役になっていたり。実際、都会では昼夜問わず同時多発的にそこここに人間ドラマがあるはずで、そんなことを思わせた。一番好きなシーンは、「雨やどり」での町野さんの去り方。常連客は、店のことを考えて、そして状況に敏感に反応し、しかし落ち着いて、静かに、然るべく振る舞いたいものだと思っているが、そのような理想的なワンシーンだった。私は、自分自身の特性として、掴まらない人、気づいたらいなくなっている人、空気のような人、といったものがあると思っている。町野さんに「私と同じだ」を感じて、心がぎゅっとなった。

今日買った本

■今日買った本。計5633円。

 

a)本のあるところajiroにて。

1・二階堂奥歯『八本脚の蝶』河出文庫 ¥1320

2・ソン・アラム、吉良佳奈江訳『大邱の夜、ソウルの夜』ころから ¥1980

 

b)ブックオフSUPPER BAZAARノース天神にて。→本20%OFFセールをやっていた。

3・佐藤さとる、鈴木博・画『ぼくのいぬくろべえ』小学館 ¥200

4・山本おさむ、藤村和夫・監修『そばもん ニッポン蕎麦行脚 14』小学館 ¥336

5・新美南吉、谷内六郎・絵『新美南吉童話選集 こどものすきなかみさま』大日本図書 ¥416

6・島津和子・作『だいどころにもはるがきた』福音館書店 ¥216

7・ミラ=ローべ・作、ヴィンフリート=オプゲノールト・絵、佐々木田鶴子訳『あるきだしたゆきだるま』偕成社 ¥296

8・ハーディ・グラマトキー・作、渡辺茂男訳『がんばれグラマトキー むかしのしょうぼうポンプのおはなし』学習研究社 ¥176

 

c)F野さんより。

9・寒村孤山『風雪』櫂歌書房 ¥0

 

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 帰省ついでにa)とb)へ。a)では、文庫化を知らなかった作品と、発刊を知っており入手したく思っていた本をそれぞれ購入。b)では、スピッツのCDアルバム『色色衣』も購入した。CDは20%OFF対象ではない。c)は、お隣さんに献本いただいたもの。

 1:

 2:

 3:著者がかつて15年の間飼っていたというくろべえという犬についての、エッセイ風の絵本。くろべえの賢さと忠実さを語る言葉が、優しさに満ちている。小学館の創作童話というシリーズだけど、ほとんどノンフィクション。水彩のぼわぼわとして滲みを生かした、木材や木、花などの描き方が素晴らしい。それに比べて、くろべえの絵はあんまり私の好みではない。

 4:収集中の漫画。千住ネギについての回が、面白かった。一般の長ネギに比べ巻きが多く、ジューシー。千住にある葱の市場で、確かな鑑識眼を持つ葱商の目に適ったネギだけが、千住ネギと呼ばれるのだそう。千住ネギ農家は20軒程度。良いネギの見極め方は、葉っぱの数が多いほど、巻きが多く、葉の分岐の大元部分を押さえてみて固く締まっているものを選ぶと良いとのこと。

 5:

 6:台所に放置していた野菜や芋から芽が出たり、花が咲いたりしているのを描いたもの。たまたまSNSで野蒜が伸び続けていちごみたいにライナーを伸ばしているらしき写真を見て、その様子が面白かったのだけど、それと似たものをこの作品に感じた。芽が出て、花が咲いたさらにその先まで追った作品もあれば面白いかも。

 7:

 8:消防馬が引っ張る時代の消防ポンプ車のお話。改訂新版ということで、見たことのなかった版だったが、コンパクトなのが気に入ったので購入。自動車の消防車にとって代わられるのだが、初期の自動車の故障しやすさや馬力のなさなどの実際的な問題があり、お払い箱になっていた馬で引く消防車がいざというとき活躍するという、何というかスカッとする話。

 9:自伝作品。「ある特殊法人地方組織責任者の苦悩と孤独な奮闘記」とある。

今日買った本

■今日買った本。計4532円。

 

a)宮脇書店徳島本店にて。

1・いぬゐのこ・漫画、東畑開人・原作/監修『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 1』秋田書店 ¥748

2・くもん出版編集部『めいろあそび どうぶつ 4・5・6歳 』くもん出版 ¥726

 

b)ヤフオクにて。

3・北原白秋、与田準一・編、初山滋・装画『からたちの花がさいたよ 北原白秋童謡選』岩波書店 ¥660 ANK

4・ウィリアム・ペン・デュボア・作、渡辺茂男訳、柳原良平・絵『三人のおまわりさん』学習研究社 ¥660 ANK

5・八島太郎/八島光・文/絵、マコ岩松訳『道草いっぱい』創風社 ¥660 ANK

6・ハンス・クリスチャン・アンデルセン・作、ラース・ボー・画、大塚勇三訳『雪の女王 七つの話からできている物語』福音館書店 ¥1078 ANK

 

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 久しぶりに買いたい新刊の情報を得たので、a)へ行ってみた。たった一冊だけと思われる入荷分を店員さんに探し出してもらって買うことができた。探してくれた店員さんに感謝。b)は、2022/4/21に届いたもの。いずれも新潟県燕市の業者より購入。

 1:医学書院刊の学術書を漫画化したもの。原作者は、とうはたかいと、と読む。精神科のデイケアの話で、今の仕事とすこうしつながりを感じる内容なので、興味を惹かれ新刊で購入。高齢者のデイケアと違って、利用者は体力もあるので、トラブルになったときのコントロールできない暴力など怖い一面もある。心にだけ向き合いたいとのスタッフ個人の思いは、やはり傲慢で、体の面倒もおろそかにしていては務まらないのだなと感じた。

 2:買い物に付き合ってくれた者にプレゼントとして購入。

 3:リンク先は発行年月1984年になっているが、入手したのは1964年12月5日第一刷発行の函装のもの。

 4:この本は、どうも出版年違いで、函無しと函有りがあるようだ。今回入手は、明記されていないが、1976年あたりに発行されたもの。Webを調査すると邦訳の初版は1965年。

 5:図書館除籍本だったのが残念。もっとようく出品時の画像を見るべきであった(そうしていれば天地の押印からそのことが推測できたのだが)。作者が小学生の頃、下校時に道草をいっぱいして、「大人になるためのさまざまなこと」を学んだことを絵本にしたもの。道草する店は、桶屋や下駄屋、染物屋や樟脳工場など、今ではそう見られない店が多くて、今私が読んでも勉強になることが書いてある。子どもが仕事場を覗くのを許す大らかさがある、そんな時代も羨ましい。巻末に、年譜や作者3名の紹介文がついていて、八島太郎が反戦を貫いた作家であることが知れる。

 6:もしかしたら函装の本なのかもしれないが、入手したものは函無し。白いスピンがついている。

今日買った本

■今日買った本。計1500円。

 

a)開風社待賢ブックセンター通販にて。→初利用。

1・臼井喜之介・編『Why We drink? なぜ我々は酒を飲むか』白川書院 ¥1500

 

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 a)がTwitterに上げていた本で大いに気になったので、DMして通販してもらった。3/27支払いして、3/31に受け取った。

 1:装幀・河崎稔夫、挿画・平野さと史。あれこれの著名人が、酒について書いた文章を、一冊に編集したもの。トンカ書店古書店シールが貼ってあった。