■今日買った本。計1088+2463+704+480=4735円。
a)ブックオフ新居浜西喜光店にて。→初入店、本20%OFFセールをやっていた。
1・小檜山博『光る女』集英社文庫 ¥88
2・森毅/安野光雅『対談 数学大明神』ちくま文庫 ¥88
3・マリアナ・フェドロバ・作、オイゲン・ソプコ・絵、河口悟訳『老ピエロ レオ』ノルドズッド・ジャパン ¥88
4・ヘルガ・アイヒンガー・文/絵、佐久間彪訳『ひつじかい』至光社 ¥88
5・早船ちよ・文、ほづみはじむ・画『円空』草土文化 ¥488
6・谷真介・作、山本忠敬・絵『ブルくんダンプくん』偕成社 ¥248
b)パレンケ本店にて。→初入店、絵本・児童書20%OFFセールをやっていた。2463
7・ロバート・A・ハインライン、酒匂真理子訳『宇宙(そら)に旅立つ時』創元推理文庫 ¥120
8・トニー・ケンリック、上田公子訳『上海サプライズ』角川文庫 ¥200
9・トニー・ケンリック、上田公子訳『ネオン・タフ』角川文庫 ¥200
10・松谷みよ子編著『日本の伝説(下)』講談社文庫 ¥84
11・松谷みよ子『オバケちゃん』講談社文庫 ¥78
12・ポウル・マール・作/画、志賀朝子訳『しましまってすばらしい』小学館 ¥76
13・川村たかし・作、小沢良吉・絵『銀のさかながやってくる』PHP研究所 ¥84
14:ヤニーナ・ポラジンスカ・文、ミーハウ・ブィリーナ・画、内田莉莎子訳『千びきのうさぎと牧童』岩波書店 ¥120
15・ユルゲン=タムヒーナ・文、ハイドルン=ペトリーデス・絵、宮下啓三訳『アビニョンのりゅう』講談社 ¥80
16・グリム兄弟・文、カトリン・ブラント・絵、塩谷太郎訳『くつやさんとはだかのこびと』講談社 ¥80
17・バル=ビロ・絵/文、久米穣訳『ガムドロップ号』講談社 ¥80
18・ハンス=ペーター=ティール・文、ぺパール=オット・絵、矢川澄子訳『こりすのホプシー』講談社 ¥80
19・山本おさむ『威風堂々 1』講談社 ¥350
20・山本おさむ、陳昌鉉・協力『天上の弦 1』小学館 ¥52
21・山本おさむ、陳昌鉉・協力『天上の弦 3』小学館 ¥52
22・伊藤智義・作、森田信吾・画『栄光なき天才たち 2』集英社 ¥52
23・近藤ようこ『独りの夜も長くない』小学館 ¥125
24・『週刊漫画Times 1973年1月6・13日合併号』芳文社 ¥300
25・竹内つなよし、都筑道夫・監修『コミック古典落語 其の一』講談社 ¥125
26・堀江卓、都筑道夫・監修『コミック古典落語 其の四』講談社 ¥125
c)ブックオフ愛媛伊予三島店にて。→初入店、本20%OFFセールをやっていた。
27~34・南Q太『ひらけ駒! 1~8』小学館 各¥88
d)ブックマーケット川之江店にて。→初入店、¥350円以下の本20%OFFセールをやっていた。
35・セーラ・L・トムソン・文、ロブ・ゴンサルヴェス・絵、金原瑞人訳『終わらない夜』ほるぷ出版 ¥240
36・セーラ・L・トムソン・文、ロブ・ゴンサルヴェス・絵、金原瑞人訳『真昼の夢』ほるぷ出版 ¥240
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●書きかけ。
1:第11回泉鏡花文学賞および北海道新聞文学賞受賞作。奥付に「徳島」という丸判が捺してあった。
2:元々は新潮文庫で出ていたらしい。また、今回入手のちくま文庫版の後、ちくま学芸文庫 Math&Science版(おそらく青背のもの)で再販されたようだ。
3:nord-sud Verlag AGというのが元の発行団体なのだが、Web上の辞書で調べてみると南(sud)北(nord)出版(Verlag)株式会社(AG)、という意味らしい。AGは、ドイツの企業名につける株式会社(Aktiengesellshaft(アクツィエン・ゲゼルシャフト))の略称とのこと。ということは、どうやら、ドイツ語圏の絵本の出版を手掛けている会社ということかな。
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5:表紙には、はやふねちよ、とひらがな表記だったのでピンとこなかったが、今これを入力していて、ああ早船ちよかと。あとがきによれば、1632年に今の岐阜県羽島市上中町の農家に生まれたとされる円空は、生涯で12万体を造仏したそうだ。どんな仏を彫ったのか、少し画像検索すると、なるほど、この円空のことを描いた絵本が、円空仏のようなナタやノミの切っ先の鋭さや近代的な潔さを感じさせる版画で、制作されたことが了解されたような気がした。円空が振るうナタから出た木っ端の一つ一つが仏となる。ナタ一振りに百体仏ができ、たちまち万体仏となり、万体仏が数えきれないみじん仏となる、という。みじん仏が風に乗って、世に広がり、それはまた円空がどこにでもおるということであるか。高僧の教え・功徳の拡がりの表現の面白さ。版画の穂積肇(ほづみはじむ)氏には、他の絵本作品で『原野の学校』『原野の少女』があり、これらも近く読んでみたいところ。
6:のりものストーリーの第3巻。図鑑と物語の幸せな結婚をした作品で、これは良い本。ブルドーザーとダンプトラックが人と比べてどれだけの仕事をするのか、とか、その仕事の仕方の図解であったりとか、アタッチメントや荷台を変えるなどしてさまざまな形状のドーザーやトレーラーやダンプに変身できる具体例がずらり並べられ、働く車好きの心を鷲掴みにする。特にその変身具体例の最後、ダンプトラックの例になって、画面いっぱい隙間もほとんどないような感じでこれまでで一番多くの変身例が示されるところ、大人でも「えっこんなに!?」と思うようなインパクトがあって、読み聞かせしていて自分でも大いに楽しめた。また、まち行く働く車に目を向けるのが、楽しくなってくるようだ。
7:紙魚の手帖の26号が挟まっていた。
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12:世界の創作童話17。しましまのネクタイを誕生日にもらった主人公の男性が、シャツ、スーツ、ソックス、ハンカチ、という風にしましまにはまり出し、部屋中しましまにしてしまう。そして、しましま好きの女性に出会って結婚するが、たてじまよこじまで口論になり、でも最後はたまたま格子じまを発見して、仲直りする。子どもに読み聞かせた後、すぐに家中のしましまを探す遊びに夢中になって、たちまち時間が経ち、歯を磨くのも忘れて寝てしまった。しましま好きにぜひ紹介したくなるような作品。大いに気に入った。
13:銀のさかな、とは鮭のこと。産卵のため必死に生まれた川を遡上する鮭を、クマが狙う。食い荒らし気味のクマを、必死の鮭が諫め、食べ物とは命をいただくということ、大事に食べましょうね、という教訓的な面を強く感じさせる作品だった。
14:ポーランドの昔話集。
15:講談社から出ていた、世界の絵本、のスイスの絵本。
16:講談社から出ていた、世界の絵本、のドイツ・スイスの絵本。
17:講談社から出ていた、世界の絵本、のイギリスの絵本。ガムドロップ号は、1926年型のガソリン車(オースチン=クリフトン=ヘビー12-4)という、この物語の中の世界でもクラシックカー扱いの車。フロントにエンジンがオーバーヒートしないように監視する温度計が付いているのが、現在の車との大きな違い……と書いたものの、現在の車にも高温・低温のざっくりしたランプ表示はあるわな。ガムドロップ号が名車ショーに出場する間際に、トラブルに遭い、その隙に悪徳レッカー車に盗まれそうになるのだが、名車ショーに出場する他のクラシックカー愛好家たちが、レッカー車をとっちめる。こういう時の愛好家たちの仲間意識の高さは、どこの世界でも変わらないものがある。ガムドロップ号は、作者の所有する車だそう。他にも珍しい車として、蒸気トラクター(1903年型のもの)が登場するが、昔こんな車があったとは、この絵本を読むまで知らなかった。
18:講談社から出ていた、世界の絵本、のドイツの絵本。
19:「壱」と書いてあるが、「弍」は出ていないようなので、未完の漫画らしい。ヤクザの世界に取材した、下っ端新米ヤクザを主人公にした作品。普段馬鹿なことをしていても、時に生きるか死ぬかのミッションを課せられることがあり、その強烈なストレスに対するバランスをとるため普段がある、といった描き方。親分直伝の味噌汁の作り方のこだわりかた、のちの作品である『そばもん』に通じるものをここに容易く見出すことができたし、また、『そばもん』にヤクザが出てきた時の、突き放し切らない描き方など、この当時の仕事(ヤクザへの取材経験)が活きているのだなと、新旧作品の関係性が見えたのも、面白かった。障害者や異端者など社会的弱者を積極的に描いて行こうとする姿勢は、全く一貫している。未読作品をますます追いかけたくなった。
20:収集開始することにした漫画。
21:収集開始することにした漫画。
22:収集中の漫画。
23:三十代半ばの独身者の男と女が主人公のお話だが、この2人は物語の中で交錯しない(最後に偶然、物理的近距離に居合わせるだけ)。それぞれが、各々の相手と出会い、恋愛をして、もしかしたらもう"独りの夜も長くない"のかなあ、といったところで、物語は終わる。淡白だが、すっきりした絵で水のようにすいすい読める。
24:単行本未収録の上村一夫の読切「くれないみやこ」を収録。
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35:原題は『IMAGINE A NIGHT』。
36:原題は『IMAGINE A DAY』。